静岡県浜松市のブライダル事業を行うラビアンローゼ、ウインクルがコロナの影響で倒産。

公開日: : コロナウイルス, 経営, 経済

静岡県浜松市のブライダル事業を行うラビアンローゼ、ウインクルがコロナの影響で倒産しました。

 

(株)ラビアンローゼ(TDB企業コード:430010878、資本金2000万円、静岡県浜松市中区佐鳴台6-10-13、代表:矢崎隆世氏)と、関係会社の(株)ウインクル(TDB企業コード:430081673、資本金500万円、静岡県浜松市中区佐鳴台2-30-15、代表:同代表)は、4月21日に静岡地裁浜松支部へ民事再生法の適用を申請した。

 

申請代理人は宗像雄弁護士(東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル3階308、関谷・宗像法律事務所、電話03-3508-1900)ほか3名。

 

(株)ラビアンローゼは、1930年(昭和5年)創業、81年(昭和56年)12月に法人改組したブライダル関連を主体とする貸衣裳業者。結婚式場紹介及びチャペル経営を目的に(株)ウインクルを設立するなど、「貸衣裳屋」から総合ブライダルプロデュースへの転換を図ってきた。

 

過年度には中京地区老舗貸衣裳企業であった(株)大丸衣裳店総本店を買収しグループ企業に加えたほか、グループは(株)エルアールホールディングスを頂点とするホールディングカンパニー制に移行し、「LRグループ」を形成し、2008年6月期には年売上高約22億381万円を計上していた。

 

しかし、結婚適齢期の高齢化や晩婚化に伴って式を行わないケースや飲食店や専用パーティールームなどを利用して簡易な式を行うケースが散見されるほか、少子高齢化や人口減少によって結婚式場の利用は伸び悩み、同業他社との競争激化もあって、2019年6月期の年売上高は約19億410万円にまで減少、収益は赤字を強いられていた。

 

さらに、過年度における店舗開設費用などの積極的な先行投資により借入水準は年商規模を超えるなど借入金を抱えていたなか、国内において新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるイベントの自粛などにより貸衣装や婚礼行事のキャンセルが頻発したことで、今後の受注や資金調達の見通しが立たないことから、今回の措置となった。

 

(株)ウインクルは、1987年(昭和62年)7月に(株)ラビアンローゼの結婚式場部門を分社化する形で設立し、結婚式場を運営していた。

 

また、結婚式及び二次会等のプロデュース、提携する結婚式場の紹介、引き出物等の販売、ハネムーンを主体とする旅行代理業なども手がけていたが、(株)ラビアンローゼと同様の措置となった。

 

負債は(株)ラビアンローゼが約30億円、(株)ウインクルが約20億円、2社合計約50億円とみられる。

 

(帝国データバンク)




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