広島県広島市中区本通の書店「廣文館」の元運営(株)広文館が倒産(帝国データバンク)
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コロナ倒産
(株)広文館(TDB企業コード:600011271、資本金4000万円、広島県広島市中区本通1-11、代表清算人丸岡弘二氏)は、4月24日に広島地裁より特別清算開始命令を受けていたことがわかった。
当社は、1915年(大正4年)11月創業、48年(昭和23年)11月に法人改組された書店の元・運営業者。
広島市内を中心に県内の主要エリアなどに書店「廣文館」を15店舗展開していた。
大手百貨店や大型商業施設内にもテナント出店し、書籍を主体に、カープグッズや文具などの副商材を販売するほか、地場の学校や民間企業向けに書籍の卸売りも併営し、2001年10月期には年売上高約51億円を計上していた。
しかし、近年はインターネットの普及や活字離れなどの影響で書籍販売の減少が続き、2017年10月期の年売上高は約43億円にまで落ち込んでいた。
この間、スクラップ・アンド・ビルドを進めて岡山や東京にも店舗網を拡大するとともに、各種イベントの開催やスタッフお勧め本の展示コーナーなどを充実させていたが集客は回復せず、資金繰りが悪化していた。
また、借入金の返済条件の緩和を受ける一方で、カフェ併設店を展開するなど顧客ニーズに対応できる店舗づくりに取り組んでいたが、2017年10月期に長年にわたって決算を粉飾していたことが発覚し、大幅な債務超過の実態が明らかとなり、対外的な信用が低下していた。
このため、金融機関などとの協議の結果、第二会社方式で事業再生を図ることとなり、2018年11月19日に新たに分割設立された(株)廣文館に書店事業、喫茶事業、古物の買取販売事業、外商事業を承継し、当社は株主総会の決議により2019年10月31日に解散して整理を進めていた。
会社分割直前の2017年10月期末時点での負債は約53億6848万円だが、その後の資産売却や譲渡などの債務整理で減少している。
(帝国データバンク)
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