フィッシング詐欺に使われていた16SHOPと呼ばれるツールを43カ国7万人以上に販売したとしてインドネシア人のデア・カリスナを逮捕(時事通信)
偽サイトに誘い込む「フィッシング」で盗み取ったクレジットカード情報で商品を購入したとして、警察庁は9日までに、インドネシア国家警察がインドネシア人のデア・カリスナ容疑者(40)を逮捕したと発表した。
フィッシングに使われたのは「16SHOP」と呼ばれるツールで、国際刑事警察機構(ICPO)によると、43カ国の7万人以上に販売されたという。
ICPOは数年前から16SHOPを使用したフィッシング事件を捜査。
「キングフィッシャー作戦」として国際共同捜査を展開し、これまでインドネシア国家警察がツールを販売するサイトの管理者を逮捕していた。
2022年8月には、クレジットカードの不正使用事件で、大阪府警が日本に住むインドネシア人の男(39)を私電磁的記録不正作出・同供用などの容疑で逮捕。
警察庁サイバー特別捜査隊と府警の合同捜査本部が捜査したところ、デア容疑者が16SHOPを使い、他人のクレジットカード情報を入手していたことを突き止めた。
今年7月9日、インドネシア国家警察がデア容疑者を逮捕。デア容疑者が不正に購入した商品は、府警が逮捕した男に配送されていたことが判明した。
男は商品を転売し、利益をデア容疑者に送金する仕組みだった。
警察庁によると、計約360万円相当の商品が不正に購入され、約320万円がデア容疑者に送金されたという。
フィッシングによるとみられるインターネットバンキングの不正送金事件は、今年に入って急増している。
今年1~6月で2322件、被害額は約30億円に上り、いずれも上半期として過去最悪。
件数は過去の通年の数字をすでに上回っている。
(時事通信)
日本の警察とインドネシア国家警察が共同で捜査していたクレジットカードの不正利用事件をめぐり、警察庁はきょう、インドネシア国籍の40歳の男が逮捕されたと明らかにしました。
逮捕されたのはインドネシア国籍の職業不詳、デア・カリスナ容疑者(40)で、2019年10月、既に逮捕されている39歳のインドネシア国籍の男と共謀し、フィッシングで入手したクレジットカード番号で、19万円相当のノートパソコンを通販サイトで不正に購入した疑いがもたれています。
デア・カリスナ容疑者は先月、インドネシア国内で、インドネシア国家警察に逮捕されました。
警察庁によりますと、デア・カリスナ容疑者は「16SHOP」というフィッシングのツールを使って犯行に及んでいて、少なくとも19件、あわせて360万円相当の商品を不正に入手していたとみられるということです。
このうち320万円がインドネシア国内に送金されていて、おととし12月から、日本の警察とインドネシア国家警察が国際共同捜査をおこなっていました。
フィッシングをめぐるサイバー事件で、海外にいる容疑者を他の国の警察と共同捜査で逮捕したのはこれが初めてだということです。
(TBS)
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