市民襲撃７事件に関与したとして工藤会田中組若頭補佐の中西正雄に無期懲役の判決。
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最終更新日：2023/12/05
ヤクザ・マフィア
１１年前、北九州市で建設会社の役員がけん銃で撃たれ殺害された事件など、７つの事件に関わったとして殺人などの罪に問われている特定危険指定暴力団、工藤会の５６歳の被告に対し、福岡地方裁判所は、検察の求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。
特定危険指定暴力団、工藤会の最大の二次団体の幹部、中西正雄被告（５６）は、ほかの幹部らと共謀し、平成２３年、北九州市小倉北区で建設会社の役員内納敏博さん（当時７２）がけん銃で撃たれて殺害された事件や、暴力団の立ち入りを禁止する飲食店が入るビルへの放火事件など、７つの事件に関わったとして殺人や放火などの罪に問われました。
これまでの裁判で、被告側は、建設会社役員が射殺された事件を含む４つの事件について、無罪を主張していました。
２８日の判決で福岡地方裁判所の神原浩裁判長は、建設会社役員の射殺事件について、中西被告が実行犯だと認定したほか、そのほかの６つの事件についても組織の幹部らと共謀したと認めました。
そのうえで、「工藤会が組織的・計画的に一般市民を射殺した事件に実行犯として関わった刑事責任は極めて重い。
そのほかの事件への関わりも上位者からの指示で、被告自身に動機があったわけではないことを考慮しても、責任の重大さは揺らがない」として、検察の求刑どおり、無期懲役の判決を言い渡しました。
（NHKニュース）
福岡高裁は控訴を棄却しました。
中西正雄は日本のヤクザ。
五代目工藤会五代目田中組若頭補佐。
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