NTTを中心に、古河電気工業、新光電気工業、キオクシア、NEC、富士通、インテルが世界初の「光の半導体」を開発。
NTTなどが進める次世代の情報通信基盤「IOWN」の実用化に向けた新たな開発計画に、政府が約452億円を支援します。
開発にはNTTを中心に、古河電気工業、新光電気工業、キオクシア、NEC、富士通などが参加し、アメリカのインテルなど海外の大手半導体企業とも連携します。
世界初の「光の半導体」の実現に向け、官民による巨大プロジェクトが動き出します。
「IOWN」は、電気と光を融合する「光電融合」と呼ばれる次世代の情報通信基盤で、NTTが2019年に世界に先駆けて構想を発表しました。
電気は発熱しやすい性質をもつため、処理が高速になるほど消費電力が増え、遅延を生みやすいです。
そこで「IOWN」は、すべてのネットワークや情報処理を電気信号から光信号に変えることで、従来に比べて消費電力を100分の1に抑えられ、遅延はほとんどなくなり、容量を125倍に増やすことができるということです。
2023年3月から通信領域で企業向けに商用化が始まっています。
NTTなどによる新たな計画は、コンピューターの中に光が入っていくことを想定しています。
半導体上の回路を従来の電気から光に置き換え、超低消費電力の「光の半導体」の実現を目指し、必要な部品やソフトウェアを開発します。
具体的には、半導体に光をつなぐ「光チップレット(光電融合デバイス)」を古河電気工業や新光電気工業などと、光とメモリをつなぐ「メモリモジュール」をキオクシアと、半導体上で光を最適化する「コンピューティング」をNECや富士通と共同で開発に取り組みます。
一連の計画に総額で約452億円の支援を固めた政府は、光電融合=IOWNの実用化を急ぐ事情があります。
世界的なAIの普及で、AIの計算処理に伴う通信量が増え、世界のデータセンターの電力消費量は急拡大するとの試算があります。
日本はIOWNを活用した「光の半導体」を世界のデータセンターへ売り込めば、省エネと経済成長を両立させることができます。
政府関係者は「光の技術で主導権を握り、世界の市場でゲームチェンジを起こすことができる」と意気込みます。
政府によるNTTなどへの支援は近く決定する見込みです。
(参考:テレビ東京)
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