ガス会社が暴力団に通達「反社会勢力への供給を停止」生存権はどうなるか(ニュースポストセブン)
公開日:
:
最終更新日:2023/06/15
ヤクザ・マフィア
暴力団排除の流れが、いよいよヤクザのライフラインまで脅かしている。東京ガスが9月から検針の際に配布している「ガスのご契約内容に関するお知らせ」である。
10月1日付で約款に変更が生じ、新たに〈現在かつ将来にわたって暴力団、暴力団員(中略)等の反社会的勢力に該当しないことを表明し、保証していただきます〉と記載された。
同社がホームページで公開している「一般ガス供給約款(東京地区等)」にも同様の記載があり、違反した場合、〈通知又は催告等何らの手続を要しないで直ちにこのガス需給契約を解除することができる〉という。
約款の変更は大阪ガスでも行なわれ、こちらも反社会勢力の排除に関する規定が追加されている。
なぜ今、約款の変更に至ったのか。
「2017年にガスの自由化が進められた際、東京ガスと大阪ガスは経過措置として、料金や供給条件に規制がかけられていました。今回、9月30日をもって規制が撤廃されることで、対象約款について一部変更することになり、反社会勢力への供給停止についても明記することになりました」(東京ガス広報部)
実際に暴力団関係者と判明した場合、供給を停止するのか聞いたところ、「今後の運用は未定です」(同前)とのこと。
ガスは電気、水道と同じでライフラインだ。
もし供給停止となると、憲法に規定された「生存権」に違反することにならないのか。アトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士はこう言う。
「本来は憲法違反ですが、暴力団対策法によって制限は認められています。
住居の賃貸契約でも暴力団員だと発覚して追い出したことが認められたケースもある。
ライフラインについても同様で、企業側が契約条項に明記すること自体は違法ではないと思われます。
ただし、暴力団関係者が子や家族と同居している場合は、彼らの生存権が考慮されるので難しい判断になる」
「ヤクザと家族」はいよいよ追い込まれた。
(ニュースポストセブン)
関連記事
-
-
山口組弘道会野内組塩谷一家組員の笹崎浩司が不正に入手したキャッシュカードで現金を引き出したとして逮捕
栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮中央署は28日、不正に入手した知人名義のキャッシュカードで現金を引き
-
-
八王子市の不用品回収業者「エコ王子」の責任者の加藤恭大ら4人が不用品回収で自治体による回収費用の40倍の料金を請求していたとして逮捕(フジテレビ)
東京・多摩地域などで一般家庭から家具や家電などの粗大ごみを無許可で回収・運搬したとして、不用品回収業
-
-
太州会系幹部の山本竜輔を覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕。
福岡県飯塚市の自宅に末端価格1200万円相当の覚醒剤を営利目的で所持していた疑いで、太州会系の組幹部
-
-
山口組弘道会野内組組員の堀内弘喜が違法パチスロ賭博店からみかじめ料を受け取っていたとして逮捕
大阪・ミナミの繁華街で違法なパチスロ賭博店が摘発された事件で、店からいわゆる「みかじめ料」の名目で金
-
-
平井一家組長ら6人が露天商の役員らから上納金を脅し取ったとして逮捕(東海テレビ)
露天商から「上納金」を脅し取ったなどとして、山口組傘下の暴力団「平井一家」の組長ら6人が逮捕されまし
-
-
太州会慶弔委員長政時組組長の浦野正昭と森元徹が営利目的で覚醒剤を所持したとして逮捕
福岡県警飯塚署、折尾署、暴力団犯罪捜査課、薬物銃器対策課、国際捜査課は、福岡県飯塚市の一般民家に覚醒
-
-
怒羅権創設メンバーのリーさんと佐々木さんで怒羅権の認識に食い違い?
怒羅権創設メンバーのリーさんと佐々木さんで怒羅権の認識に食い違いがあるようでした。  
-
-
北海道公安委員会が暴力団が密漁したナマコを繰り返し買い取っていた水産物加工販売会社の社名を公表。
北海道公安委員会は、暴力団が密漁したナマコを繰り返し買い取りしていたとして「北海道暴力団の排除の推進
-
-
浅草の雑貨店「PAPIZONDON」の経営者の荒川岳大と妻の季美が大麻を販売していたとして逮捕。
日本最古の地下商店街とされる「浅草地下街」の雑貨店で、営利目的で乾燥大麻を所持したとして、店を経営す
-
-
福島県郡山市の斉藤聖司がマジックマッシュルームを販売目的で所持したとして逮捕。関係先から6250万円相当の大麻を押収(メーテレ)
麻薬の一種「マジックマッシュルーム」を販売目的で渡したとして、麻薬密売グループの主犯格とみられる32
- PREV
- 中国の恒大集団の倒産はない。
- NEXT
- やから先輩と柳川竜二さんが喧嘩に。