UBSがクレディスイスを20億ドルで買収(ブルームバーグ)
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最終更新日:2023/09/09
社会, 経営, 経済, 金融, 陰謀・謀略・未解決事件・冤罪事件
スイスの銀行大手UBSグループは、同業クレディ・スイス・グループを買収することに同意した。世界の金融市場に広がる恐れがあった信用危機を食い止めようと、スイス政府が歴史的な買収を仲介した。
買収は20億ドル(約2640億ドル)を超える株式交換になると、事情を知る複数の関係者が明らかにした。
クレディ・スイスの株式時価総額は17日終値時点で約74億スイス・フラン(約80億ドル)。
買収額はこれを大きく下回る。
両行とも米国で事業を営み、世界の金融システムにとって重要な銀行とみなされるため、米当局もスイス側と協力して関与しているとブルームバーグが先に報じていた。
当局はアジアの金融市場が始まる前に合意を見いだすことを目指していた。
UBSは当初、約10億ドル(1株当たり0.25スイス・フラン相当)の買収案を提示。
クレディ・スイスはこれに難色を示していたと、複数の関係者が明らかにしていた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によれば、UBSはクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドが大きく跳ね上がった場合には取引を無効にする「MAC条項」も求めていたが、この条件を和らげることにも同意した。
1856年設立のクレディ・スイス買収はスイスのみならず、世界の金融業界に新たな歴史を刻む重要イベントになる。
前身の銀行は山岳国であるスイスに鉄道網を敷くための資金融通を主な目的としていた。
やがて世界有数の銀行に成長し、世界金融センターとしてのスイスの役割を象徴するまでになったが、金融危機後は銀行業の変革に追いつくのに苦戦した。
UBSのルーツは160年余り前にさかのぼり、前身企業の数は約370社に及ぶ。
1998年にスイス・ユニオン銀行とスイス銀行コーポレーションの合併で事業拡大は頂点を極めた。
2008年の金融危機では政府に救済され、その脱却後は世界最大級の資産運用会社としての評判を築き、世界の富裕層にサービスを提供している。
クレディ・スイスは金融危機時に政府救済を受けなかったが、ここ数年は一連の損失や不祥事、幹部交代、訴訟といった問題が相次いでいた。
財務の健全性に対する不安が強まり、昨年10ー12月で1000億ドルを超える顧客資金が流出。
40億フランの増資後も資金流出は続いた。
(ブルームバーグ)
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