西日本新聞広告社佐賀がコロナの影響で倒産(佐賀新聞)
公開日:
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最終更新日:2020/05/21
コロナ倒産
西日本新聞広告社佐賀がコロナの影響で倒産しました。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/522686
佐賀市愛敬町の広告代理業、西日本新聞広告社佐賀(福嶋友昭社長)は7日、事業を停止し破産申請準備に入った。
負債総額は約9千万円の見込み。
同社は1975年4月に創業。
(佐賀新聞)
負債は、西日本新聞広告社・熊本が約1億1000万円、西日本新聞広告社佐賀が約9000万円で、2社合計約2億円。
西日本新聞広告社・熊本は、福岡県内で発行部数トップの西日本新聞の系列広告代理店である(株)西日本新聞広告社(TSR企業コード:870104594、法人番号:3290001009389、福岡市中央区)から出資を得て設立。
同社とフランチャイズ契約を結び、西日本新聞の熊本県版の広告販売を主体とする広告代理店を手掛けていた。熊本県内の企業に営業基盤を築き、ピーク時には3億円台の年間売上高を計上。
しかし、営業エリアに制約があるなかで熊本県内トップのシェアを誇る熊本日日新聞との競合、西日本新聞の部数減少、さらにはネット媒体などとの競争激化などで業績は低迷。
2017年頃には従業員の給与カットなど販管費の節減を図ったが、従業員の退職につながるなど営業面への支障も出るようになっていた。
こうしたなか、西日本新聞広告社に対するFC料などの支払遅延が生じ、資金繰りが悪化。
2020年4月6日、フランチャイズ加盟契約を解除されることとなり、今回の措置となった。
西日本新聞広告社佐賀は、西日本新聞の佐賀県版の広告媒体の販売窓口会社として佐賀県内の企業に営業基盤を構築し、ピーク時には年間売上高約2億2100万円を計上していた。
しかし、広告需要の低迷で近年の年間売上高は1億円台に落ち込み、西日本新聞広告社・熊本に連鎖する形となった。
(東京商工リサーチ)
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