静岡県警が山口組良知組の富士宮市からの完全撤退を確認(静岡新聞)
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
ヤクザ・マフィア
静岡県警は10日、指定暴力団山口組の2次団体「良知2代目政竜会」が富士宮市北山地区から完全撤退したと発表した。
静岡県外に事務所機能を移転したとみられる。
2次団体の県内からの撤退について、静岡県警組織犯罪対策課や県暴力追放運動推進センターの担当者は「市民が声を上げてくれたことが大きい。
県民の安心、安全の構築、県内の暴力団排除活動として大きな成果」と声をそろえた。
同課などによると、同地区の土地・建物を組事務所として使用した場合、1日100万円の制裁金を支払うよう命じる「間接強制」を静岡地裁が決定した7月30日以降、組員の出入りは無く、事務所としての使用は確認されていないという。
同団体はかつて山口組内で「武闘派集団」とされ、豊富な資金力で知られた後藤組(2008年解散)の流れをくむ組織。後藤組の解散後に藤友会と良知組の2団体に分かれ、その後、良知組から現在の組織になった。
19年末に吉田町の事務所を撤去し、東京都足立区に移転計画を進めていたが、暴力団間のトラブルから組事務所としての使用を禁止する仮処分決定を受けて行き場を失い、後藤組の元組員が使用する富士宮市の土地・建物に事務所を構えた。
同センターは住民に代わって債権者となる適格都道府県センター制度を県内で初めて活用し、使用差し止めの仮処分を申請。地裁は5月に仮処分を決定した。
富士宮署の佐野信浩署長は「今後も暴力団など反社会的勢力の排除に尽力し、安心安全のまちづくりを目指したい」と話した。
同市の須藤秀忠市長は「市民とともに暴力団のいない『安全で安心な明るく住みよい富士宮市』の実現に向けて取り組んでいく」とのコメントを出した。
(静岡新聞)
関連記事
-
-
住吉会馬橋一家稲垣睦会会長の稲垣学がひき逃げで逮捕
千葉県警流山署は13日、今月9日に酒に酔った状態で車を運転して事故を起こした上、現場から逃走したとし
-
-
居酒屋経営者の上野芳和が融資保証金名目で現金を騙し取ったとして逮捕。
融資保証金名目で現金を詐取したとして、警視庁捜査2課と新潟県警は18日、詐欺容疑で居酒屋経営者の上野
-
-
稲川会幹部で関東連合の芸能プロダクション社長に懲役23年の判決。
稲川会幹部で関東連合の芸能プロダクション「ヘルメス・エンターテインメント」の社長の佐藤弘樹被告(34
-
-
山口組弘道会稲葉地一家本部長がtiktokに進出して話題に。
山口組弘道会稲葉地一家本部長の岡さんがtiktokに進出して話題になっています。
-
-
神戸山口組雄剛一家元総長の阿部剛が550万円を騙し取ったとして逮捕(暴力団ニュース)
警視庁は、特殊詐欺の手口で1都4県で合わせて550万円をだまし取ったとして特定抗争指定暴力団・神戸山
-
-
工藤会幹部の木村道直ら16人を覚醒剤取締法違反、麻薬特例法違反で逮捕(暴力団ニュース)
北九州市を拠点に覚醒剤の密売を繰り返したなどとして、福岡県警が特定危険指定暴力団工藤会系組幹部木村道
-
-
山口組極心連合会、健心会が解散、弘道会預かりに。橋本組長、江口組長が引退。大阪のヤクザが弱すぎるために崩壊状態に。
山口組極心連合会、健心会が解散、弘道会預かりになったようです。 &
-
-
稲川会組員の森順一と同居する無職の戸上賢枝が営利目的で覚醒剤と大麻を所持していたとして逮捕。
神奈川県警薬物銃器対策課は10日、覚醒剤と大麻を所持したとして、稲川会組員の森順一容疑者(44)=横
-
-
6代目山口組秋良連合会柳川興業会長ら5人がクリスマスパーティーをしていた男性を集団で暴行したとして逮捕(産経新聞)
クリスマスパーティーを開いていた男性を集団で取り囲んで暴行を加えたとして、大阪府警捜査4課は30日、
-
-
住吉会組長の千葉昇、住吉会組員の猪瀬忠、極東会幹部の猪狩貴富ら6人が持続化給付金の詐欺で逮捕(暴力団ニュース)
栃木県警宇都宮東署、下野署、組織犯罪対策1課の合同捜査班は1日、新型コロナウイルスの影響で減収した個



