ニクソン大統領はCIAにウォーターゲート事件で嵌められて失脚させられた。
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政治, 陰謀・謀略・未解決事件・冤罪事件
1972年6月17日にCREEPと呼ばれる「大統領再選委員会」のCIA工作員のメンバー5人がワシントンDCの民主党本部(ウォーターゲートビル)に侵入して盗聴器をしかけて逮捕されます。
そこからニクソン大統領との関わり、証拠隠滅などがワシントンポストなどに取り上げられて1974年8月9日にニクソン大統領が辞任に追い込まれる事件がウォーターゲート事件です。
ウォーターゲート事件は間違いなくCIAや軍産複合体(ディープステイト)によってニクソン大統領が嵌められた事件だと思います。
まずウォーターゲート事件を作り出したCREEPという大統領再選委員会はCIAによって構成されています。
CREEPが行っていた工作が対立候補の民主党のマクガバン候補の演説中に机にLSD(幻覚剤)を塗るだとか、ものすごい悪臭のする人たちを演説会に何人も潜り込ませるとか、杜撰な盗聴を行うとかすぐに逮捕されてしまうようなことばかりをしていました。
これらはニクソン大統領のためというよりもニクソン大統領を陥れるためにやっていたことは明らかでした。
ウォーターゲート事件の盗聴事件でも犯人であるCIA工作員5人はわざわざ手帳に指示していたホワイトハウス顧問だったエヴァレットハワードハントの名前や自宅の電話番号まで書き込まれていました。
諜報機関のプロのCIAがこんな杜撰なことをしているというのは明らかにおかしいですね。
わざとニクソン大統領まで捜査機関に辿らせるようにしていたことがわかります。
またウォーターゲート事件当時の共和党のニクソン大統領は訪中、訪ソを行い中国やソ連との関係改善、冷戦終結を模索したり、ベトナム戦争の終結に動きベトナム和平協定締結に至ったり、ドル切り下げを行ったりするなどして外交、内政ともに高い人気と評価を得ていました。
対立候補の民主党のエドマンドマスキーもジョージマクガバンも全く人気がなく、ニクソン大統領にとっては無風だったためにわざわざ対立候補を潰すような工作などする必要は皆無だったのです。
ニクソン大統領は非常に思慮深く、慎重な性格なのでウォーターゲート事件のような杜撰な事件に関わっているわけがなかったのです。
ニクソン大統領はケネディ大統領と大統領選を戦い一進一退の戦いを繰り広げたほどの人です。
ニクソン大統領は全米で関与していないと強く演説して回りますが、疑惑を拭うことができず失脚することとなります。
ニクソン大統領がCIAに潰された原因は中国やソ連との関係改善を行ったり、ベトナム戦争終結に動いたりしたことだと思います。
CIAや軍産複合体は戦争によって莫大な利益を得ているので戦争を終結させたりたり、対立国と関係を改善されたりすると困るわけですね。
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