国際ロマンス詐欺の被害金救済を語り1億円を集めたとして「RMC法律事務所」代表弁護士の竹原孝雄と同事務所元従業員の山根靖広と会社役員の谷合一紀と会社役員の村松純一を逮捕。
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特殊詐欺
詐欺の罪で起訴された被告に弁護士の名義を貸したとして、東京の82歳の弁護士が大阪府警に逮捕されたことが捜査関係者への取材で分かりました。
被告は弁護士事務所を名乗り、「国際ロマンス詐欺」と呼ばれる事件の被害者を救済するという名目で活動していたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、「RMC法律事務所」(東京都千代田区)の代表弁護士の竹原孝雄容疑者(82)=新宿区=です。
他に逮捕されたのは、同事務所元従業員の山根靖広(55)=千葉県四街道市=と会社役員の谷合一紀(53)=東京都府中市=、会社役員の村松純一(41)=さいたま市南区=の3容疑者。
捜査関係者によりますと、おととし(2021年)から去年にかけて、詐欺の罪で起訴されたさいたま市の不動産業の村松純一被告(41)に弁護士の名義を貸したとして、弁護士法違反の疑いが持たれています。
村松被告は竹原弁護士の事務所を名乗り、外国人をかたって恋愛関係にあると錯覚させる「国際ロマンス詐欺」の被害者を救済するという名目で活動していたということです。
被告は被害者の男女5人から手続き料などとしてあわせて300万円余りを受け取ったとして、5日、弁護士法違反の疑いで再逮捕されました。
受け取った現金は竹原弁護士の事務所名義の口座に振り込まれていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
【相談した女性 許せない】
「国際ロマンス詐欺」の被害に遭い、その後、竹原弁護士の事務所のホームページを見て着手金200万円余りを振り込んだという女性がNHKの取材に応じ、「弁護士だからと信じていたのに許せない」と心境を語りました。
北関東に住む50代の女性はおととし(2021年)、SNSで知り合ったフランス人を名乗る人物から投資を持ちかけられ、暗号資産、およそ6500万円相当をだまし取られたといいます。
警察に被害届を提出した女性はその後、被害金を取り戻せないかとインターネットで「ロマンス詐欺 返金」などと検索したところ、竹原弁護士の事務所のホームページが上位に表示されたということです。
サイトには「国際ロマンス詐欺の被害金を回収できる」などと書かれていたため、女性はSNSで相談を申し込みました。
すると、事務所側から「被害回復の実績がある。なるべく早く契約して着手金を払えば、返金できる可能性も高くなる」などと回答があったといいます。
これを信じた女性は去年(2022年)1月にオンラインで契約を結び、着手金として210万円を事務所の口座に振り込んだということです。
当時の心境について、女性は「詐欺の被害に遭い、頭がパニック状態になっていた。すがるような思いでした」と振り返ります。
女性によりますと、事務所側とはその後、主にSNSでやり取りし、進捗(しんちょく)状況などを電話で問い合わせた際には、担当者を名乗る複数の人物が対応したといいます。
また、弁護士本人を名乗る人物ともテレビ電話でやりとりしたことがあるということです。
しかし、事務所側からは「集団訴訟の準備で時間がかかっている」などという説明が続き、契約から2年近くがたった今も被害金は戻ってきていないということです。
女性は「弁護士だからと信じて相談したのに、本当に許せません。お金を返してほしいです」と話していました。
(参考:NHKニュース)
村松純一は特殊詐欺で騙し取ったお金をマネーロンダリングしたという容疑で逮捕されていました。
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