本多努が4人から130万円を騙し取ったとして懲役2年4カ月の判決。
公開日:
:
最終更新日:2023/11/23
特殊詐欺
高齢者らを狙って詐欺の電話をかける「かけ子」、現金を受け取る「受け子」などの役割を全て1人で行い、4人から計約130万円をだまし取るなどしたとして、詐欺と詐欺未遂の罪に問われた住所不定、無職の本多努被告(54)の判決公判が前橋地裁で開かれ、中野哲美裁判官は懲役2年4月(求刑懲役4年)を言い渡した。
本多被告は、国税職員の「オカダ」、元国税局職員の「セキネ」などと名乗り、「現金運搬のためのセキュリティー費用」などの名目で詐欺行為を繰り返した。
中野裁判官は判決理由で、本多被告がだまし取った金を生活費や競艇などの遊興費に使っていたほか、過去に詐欺罪で服役していたにもかかわらず再犯に及んだことから「常習性が顕著で、職業的犯行」などと非難した。
検察側は起訴内容以外の犯行も含め、被害総額が約2億5000万円に上ると指摘していたが、「量刑においては考慮しない」とした。
(産経新聞)
関連記事
-
-
会社員の松尾明とトレーダーの島和駿がマネーロンダリングを行ったとして逮捕。
詐欺で得た電子マネーの権利を受け取り、その対価として暗号資産を送ることで犯罪による収益を隠す「マネー
-
-
テキシアの460億円投資詐欺事件でテキシア会長の銅子正人や野内組舎弟頭補佐の松浦誠治こと中村外喜治ら11人を逮捕。
愛知、岡山両県警は22日、テキシアジャパンホールディングス(千葉市)の投資詐欺事件で、山口組弘道会野
-
-
特殊詐欺の被害金や違法カジノの売上金などをマネーロンダリングしていたとして石川宗太郎、山田浩輔、池田隆雅の3人を公開手配。
特殊詐欺の被害金や違法カジノの売上金などをマネーロンダリングしていたとして、組織犯罪グループ「リバト
-
-
山口組五菱会は債務者の借り入れ状況を確認するために「カスーモ」というアプリを開発していた。
山口組五菱会は債務者の借り入れ状況を確認するために「カスーモ」というアプリを開発していました。
-
-
山口組系清水一家組員の斉藤哲也が女性から400万円を騙し取ったとして逮捕。
息子を装って女性から現金約400万円を詐取したとして、警視庁組織犯罪対策4課などは、詐欺の疑いで、山
-
-
福岡市博多区に住む建築業の矢川雄一が札幌市の女性から現金300万円を騙し取ったとして逮捕
特殊詐欺事件の受け取り役として、札幌市の80代の女性から現金300万円をだまし取った疑いで、福岡市の
-
-
四国銀行から融資金4000万円を騙し取ったとして自動車販売会社「FATE」の元代表取締役の川谷朋寛ら3人を逮捕。
被害に遭ったのは、四国銀行尼崎支店です。 2021年2月、融資金4000万
-
-
全国のATMから18億円が引き出された事件で荒川区のコンビニATMから70万円を不正に引き出したとして北区上十条の塗装工の和泉智之を逮捕。
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、東京都北区上十条5の塗装工の和泉智之容疑者(34)を不正作出
-
-
稲川会組員の中尾亮達が小田原市内の80代の女性からキャッシュカードを騙し取り現金を引き出したとして逮捕(暴力団ニュース)
神奈川県警は、小田原市内に住む80代の女性からキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出し盗んだとし
-
-
盛岡市のデジタルデザイン会社「ベリテ」社長の中里浩幸被告が全国で3億円以上を騙し取ったとして懲役9年の判決。
盛岡市のデジタルデザイン会社「ベリテ」社長の中里浩幸被告(51)が全国で3億円以上を騙し取ったとして