地上げの原資を東京三菱銀行と系列のノンバンクなどが融資していた。
バブル期さながらの「地上げ」の原資となった約230億円にのぼる巨額の資金は、東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)と系列ノンバンクなどが融資したものだった。
遠藤修被告は複数の同行幹部と親交があり、融資の窓口となった同行支店の支店長らを高級すし店などに招き、接待を繰り返していたとされる。
同行関係者は産経新聞の取材に接待の事実を認めているが、「遠藤被告は暴力団組員ではないことを警察などで確認した」と説明し、融資に問題はなかったとしている。
だが、遠藤被告は平成3~4年、暴力団組長と一緒に横浜市内の自動車学校敷地で地上げを計画していた事実が民事訴訟で認定されており、融資の審査段階でも当然認識できたとみられる。
バブル期に暴力団による地上げをあおったとして批判を浴びた銀行業界は、バブル崩壊後、反社会勢力との取引に神経をとがらせてきたはずだった。
捜査当局は近年、証券市場などで反社会勢力の資金獲得に協力する一般人を「共生者」と呼んで、問題視している。
暴力団そのものではないとしても、グレーゾーンの人物と巨額の取引をしていた事実は、銀行側の倫理感の欠如を示していると言わざるを得ないだろう。
(産経新聞)
関連記事
-
-
山口組清水一家幹部と配管工の男が殴り合いをしたとして逮捕(静岡朝日放送)
6日夜、静岡市清水区の路上で互いに顔を殴るなどしたとして、暴力団幹部の男ら2人が逮捕されました。
-
-
住吉会栃木一家樺山組組員の渡辺武久ら7人が栃木市の民家で住人の大阿久徳次さんを殺害して現金30万円を奪ったとして強盗致死などの容疑で逮捕。
栃木県警は7日、栃木市の民家で住人の大阿久徳次さん(82)が殺されて現金などが奪われた事件で、住吉会
-
-
絆会(任侠山口組)が解散へ。
絆会(任侠山口組)が解散することになったとヤフーニュース、ラジオ関西が報じています。 http
-
-
松葉会大久保一家組員の小川利夫と阿久沢芳夫がみかじめ料を要求して1万円を受け取ったとして逮捕。
群馬県警組織犯罪対策課などは、みかじめ料を要求し現金約1万円を受け取ったとして、いずれも松葉会大久保
-
-
元三菱電機社長の息子で工藤会幹部の杉山玲央被告が自身が経営するスポーツジムの客を監禁、暴行して6700万円を奪ったとして懲役8年の判決。
元三菱電機社長の息子で工藤会幹部の杉山玲央被告(32)が自身が経営するスポーツジムの客を24日間監禁
-
-
田端信太郎と造船太郎にインフォリッチ株でインサイダー疑惑。
田端信太郎と造船太郎にインフォリッチ株でインサイダー疑惑が出ていました。
-
-
住吉会丸唐会小名一家組員で麻雀店経営の田辺憲司さんが刺殺される。犯人は誰か。
9月4日午後9時40分ごろ、住吉会丸唐会小名一家組員で麻雀店経営の田辺憲司さん(56)=福島県いわき
-
-
山口組弘道会系の右翼団体「皇陽義塾」代表の澄田陽二が拳銃と実弾を所持していたとして逮捕。
大阪市内のマンションに拳銃と実弾を隠し持っていたとして、大阪府警捜査4課などは22日、銃刀法違反(加
-
-
クラブ「アトム」社員でDJの都瑠洋介がアルバイトの男性にやけどを負わせたとして逮捕。
東京・渋谷のクラブでライターの火に殺虫剤のスプレーを噴射し、アルバイトの男性にやけどを負わせたとして
-
-
九州誠道会直参古賀信組組長の古賀信昭とIT企業社長の清家孝博と常務の井上隆志を組織的フィッシング詐欺事件で逮捕。
ネット銀行を狙ったIT企業と暴力団による組織的なフィッシング詐欺事件で、茨城など5県警合同捜査本部は