地上げの原資を東京三菱銀行と系列のノンバンクなどが融資していた。
バブル期さながらの「地上げ」の原資となった約230億円にのぼる巨額の資金は、東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)と系列ノンバンクなどが融資したものだった。
遠藤修被告は複数の同行幹部と親交があり、融資の窓口となった同行支店の支店長らを高級すし店などに招き、接待を繰り返していたとされる。
同行関係者は産経新聞の取材に接待の事実を認めているが、「遠藤被告は暴力団組員ではないことを警察などで確認した」と説明し、融資に問題はなかったとしている。
だが、遠藤被告は平成3~4年、暴力団組長と一緒に横浜市内の自動車学校敷地で地上げを計画していた事実が民事訴訟で認定されており、融資の審査段階でも当然認識できたとみられる。
バブル期に暴力団による地上げをあおったとして批判を浴びた銀行業界は、バブル崩壊後、反社会勢力との取引に神経をとがらせてきたはずだった。
捜査当局は近年、証券市場などで反社会勢力の資金獲得に協力する一般人を「共生者」と呼んで、問題視している。
暴力団そのものではないとしても、グレーゾーンの人物と巨額の取引をしていた事実は、銀行側の倫理感の欠如を示していると言わざるを得ないだろう。
(産経新聞)
関連記事
-
-
山口組秋良連合会兵藤会児島興業組長の森口泰明が静岡県東部に住む40代の男性を脅して組員にしようとしたとして逮捕。
静岡県東部に住む40代の男性を脅し配下の暴力団員として活動させようとした疑いで、暴力団組長の男が9月
-
-
チャイニーズドラゴンのジャン・シャオがアメリカから5億円分の覚醒剤を密輸したとして逮捕(TBS)
アメリカから末端価格およそ5億円分の覚醒剤を営利目的で密輸したとして、準暴力団「チャイニーズドラゴン
-
-
福井県越前市大虫町の会社員の宮内芳太朗と藤沢知佳子が自宅で大麻を所持していたとして逮捕。
越前市内の自宅で乾燥大麻を所持していたとして、越前署と県警組織犯罪対策課は4日、ともに越前市大虫町の
-
-
無職の松尾隆次と娘で飲食店従業員の下村実智枝が保険会社から22万円を騙し取ったとして逮捕。
県警北九州地区暴力団総合対策現地本部は13日、小倉北区片野5、無職の松尾隆次(64)と娘の熊本県阿蘇
-
-
山口組系組員の後藤崇ら7人が磐田市の会社役員の家に押し入り880万円を奪ったとして逮捕。
静岡県警磐田署は11日、強盗の疑いで、山口組系組員の後藤崇(しよう)容疑者(34)=住所不定=を逮捕
-
-
瓜田純士が長渕剛の「しゃぼん玉」と「西新宿の親父の唄」を弾き語り
瓜田純士が長渕剛の「しゃぼん玉」と「西新宿の親父の唄」を弾き語りしていました。
-
-
神戸山口組四代目山健組健仁会本部長の内田諭と若頭補佐の針山則宏が山口組弘道会稲葉地一家副総長・稲神総業組長の押見晃を暴行したとして逮捕。
2015年10月18日、神戸山口組四代目山健組健仁会本部長の内田諭(50)と若頭補佐の針山則宏(39
-
-
富山市総曲輪のインターネットカジノ店「ブラックリバー」店長の福田直人被告を常習賭博の疑いで起訴(暴力団ニュース)
富山県警は12日、富山市総曲輪のインターネットカジノ店「ブラックリバー」で違法な賭博をしたとして富山
-
-
福富町の闇スロット店「エバ」を摘発。経営者の村井節夫を逮捕。
横浜市中区福富町の闇スロット店「エバ」が摘発された事件で、県警暴力団対策課と伊勢佐木署は23日、常習
-
-
関東地方在住の70~80代の女性4人が工藤会の野村悟総裁ら3人に約1373万円の損害賠償を求めて横浜地裁に提訴(毎日新聞)
特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の組員による特殊詐欺の被害に遭ったとして、関東地方在住の70