山口組の岸本才三最高顧問が引退。
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最終更新日:2023/11/03
ヤクザ・マフィア
全国最大の六代目山口組の岸本才三最高顧問(79)が5日、神戸市の総本部で開かれた定例会で引退表明したことが分かった。
岸本最高顧問は3代目田岡一雄元組長の時に直系組長に昇格した「3代目世代」。
今年に入って引退(死亡などを含む)した直系組長13人のうち約半数を、こうした古参の3、4代目世代が占めている。
山口組は現在、6代目篠田建市(通称・司忍)組長(65)が服役中。ナンバー2の高山清司若頭(60)が実権を握っており、大阪、兵庫両府県警は世代交代の加速化で、高山若頭が組織掌握力を強化しようとしているとみて警戒を強めている。
両府県警などによると、岸本最高顧問は元神戸市職員という異色の経歴で、73年に直系組長に昇格。
4代目以降、山口組幹部の実力者だった。
今年引退した13人のうち3代目世代は4人、4代目世代は2人。他にも有力古参組長の引退がうわさされている。
一方、高山若頭は、篠田組長出身母体の山口組2次団体「弘道会」のナンバー2だったが、5代目渡辺芳則・前組長引退直前の05年4月に直系組長に昇格。
同7月の篠田組長誕生で若頭に抜てきされた。
世代交代について、山口組関係者は「確かに古参組長が次々と肩たたきを受けている」と指摘。別の関係者は「“若造”には、ついていけないと思う組長もいるのでは」と話す。
捜査員の1人は「高山若頭は直系組長としては新顔。
古参組長が目の上のたんこぶなのだろう」と分析する。
山口組の勢力は昨年末で約3万9700人。直系組長はこれで91人になる。
6代目体制以降、警察との接触を禁止するなど急速に情報統制を強化しており、組織実態を不透明化させている。
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