工藤会ナンバー3の菊地敬吾被告に無期懲役の判決(朝日新聞)
公開日:
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最終更新日:2023/04/20
ヤクザ・マフィア
福岡県内で市民が襲撃されるなどした6事件に関与したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤会の理事長・菊地敬吾被告(50)に対し、福岡地裁(伊藤寛樹裁判長)は26日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
菊地被告は工藤会のナンバー3。
起訴状によると、菊地被告は、同会トップで総裁の野村悟被告(76)、ナンバー2で会長の田上不美夫被告(66)らと共謀し、2012年に暴力団捜査を担当する福岡県警の元警部を銃撃したほか、13年の看護師刺傷事件、14年の歯科医師刺傷事件に関与したとされる。
そのほか、配下の組員に命じ、12年に暴力団排除の標章を掲示する北九州市の飲食店やビルが放火されたり、経営者が切りつけられたりした三つの事件を起こしたとされる。
福岡地裁は21年8月、野村被告に死刑、田上被告に無期懲役の判決を言い渡し、2人は控訴している。
(朝日新聞)
平成24年から26年にかけて北九州市と福岡市で市民が襲撃された6つの事件に関わったとして、組織犯罪処罰法違反などの罪に問われた特定危険指定暴力団、工藤会のナンバー3の被告に対し、福岡地方裁判所は、検察の求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。
北九州市の特定危険指定暴力団工藤会のナンバー3で、理事長の菊地敬吾被告(50)は、平成24年から26年にかけて、北九州市と福岡市で元警察官や看護師、それに歯科医師が拳銃や刃物で襲われた3つの事件のほか、暴力団の立ち入りを禁止するステッカーを掲示していたビルが放火された事件など、市民が襲撃された6つの事件に関わったとして、組織犯罪処罰法違反などの罪に問われ、無罪を主張していました。
26日の判決で、福岡地方裁判所の伊藤寛樹裁判長は「被告は工藤会の最上位者に続く地位で、組織のトップやナンバー2から指示を受け、これを具体化して組員らに行き渡らせた事実が推認できる。
組員らが綿密な計画のもとで連携し、犯行に及ぶ動きを生み出す統率者だった」などと指摘し、無罪主張を退けました。
そのうえで「各犯行は被告を含む組織の上位者が、『軽んじられた』という身勝手な考えによる報復や、組織の不正な権益確保をねらうもので、悪質性が高い。
法が許容する上限近くの量刑が避けられない」などと述べ、検察の求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。
工藤会をめぐってはおととし、福岡地方裁判所が、市民を襲撃した事件で殺人などの罪に問われたトップの野村悟被告(76)に死刑判決、ナンバー2の田上不美夫被告(66)に無期懲役の判決を言い渡し、2人の被告はいずれも控訴しています。
(NHKニュース)
工藤会理事長・菊地敬吾被告(50)
菊池啓吾(本名:菊地敬吾 1972年- )は日本のヤクザ。
指定暴力団・五代目工藤會理事長、五代目田中組組長。
五代目田中組は福岡県に本部を置く暴力団で、指定暴力団・五代目工藤會の二次団体。
旧本部は福岡県北九州市小倉北区三萩野1-2-4ユニオン田中(解体済)。
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