司忍組長の秘書役逮捕で始まった山口組壊滅頂上作戦(日刊ゲンダイ)
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最終更新日:2023/04/04
ヤクザ・マフィア
警視庁は25日、6代目山口組系弘道会組員の後藤茂夫容疑者(51)を詐欺容疑で逮捕した。
2010年11月、組員であることを隠してネット銀行で自分名義の口座を開いた疑いだ。
同庁は27日、名古屋市の弘道会本部を家宅捜索するなど疑惑の追及を強めている。
後藤容疑者は6代目山口組・司忍組長の秘書役と報じられている。
どんな人物なのか。 「後藤容疑者が表に出てきたのは11年4月に6代目が府中刑務所から出所したときで、『原田茂夫』という稼業名を名乗り、外出する6代目にぴったりくっついてきた。
身分は弘道会のヒラの直参といったところですが、実質的な秘書兼ボディーガード。6月5日に6代目が千葉にある他組織の継承式に出席したときは6代目の草履を手に持って式が終わるまで会場の外に控えていた。
その間、電子たばこをこっそり一口だけ吸う姿が印象的でした」(捜査事情通)
後藤容疑者は身長160センチ台で、ヤクザには珍しく穏やかな顔立ち。
関係者によると、早朝から夜中まで司組長のそばを離れないため、捜査当局は6代目の別宅や愛人関係など行動のすべてを聞き出そうとして逮捕したという。
「もっと重要なのが十仁会と先月の射殺事件です」とはジャーナリストの鹿島一男氏だ。十仁会とはこのところ注目されている弘道会内部のヒットマン集団である。
「実は後藤容疑者は十仁会の一員で、だから親分の用心棒を務めているとみられているのです。
警察は5月に岡山で弘道会組員が神戸山口組系組員を射殺した事件から、十仁会の実態を解明したがっている。
後藤容疑者を尋問して、どれだけの殺害能力があるかを知りたいのです」
後藤容疑者を締め上げれば、司組長ら最高幹部の逮捕も可能だという。
「岡山の事件では実行犯が逮捕されただけですが、後藤容疑者は司組長がいつ、誰と会ったかを掌握している。
彼を問い詰めれば、組長が幹部と面会して殺害を指示したとの証言を得られるかもしれない。
そうなれば司組長を逮捕して山口組を壊滅させられると警察はみているのです。
警視庁や兵庫県警、大阪府警などはなんとか逮捕して手柄を挙げたいと狙っています」(前出の事情通)
秘書逮捕は本格的な頂上作戦の始まりなのだ。
(日刊ゲンダイ2016/6/29)
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