1984年の一和会VS稲川会の北見抗争。
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ヤクザ・マフィア
1984年に一和会加茂田組系花田組VS稲川会稲川一家岸本組系星川組の北見抗争が勃発しました。
「抗争勃発」
1984年7月2日、北海道北見市で稲川会稲川一家岸本組系星川組が一和会加茂田組系花田組系大西組事務所に十数発の銃弾を撃ち込みました。
1984年6月に一和会が発足したばかりということもあって、この時は突発的な衝突で抑えられました。
1985年7月30日夜に北見市山下町のスナックで一和会加茂田組花田組組長の花田と稲川会岸本組星川組組長の星川が偶然遭遇しました。
スナックで花田は星川に星川組組員が起こした雇用保険訴訟はヤクザがやることではないと発言しました。
星川はこの発言を侮辱だととらえて激怒しました。
8月1日午前10時に花田が妻と組員一緒にスーパー「ベアーズ高栄店」に入店しました。
買い物を済ませて北側玄関口から出ようとしたときに2人の星川組幹部組員が花田に向けて5発発砲しました。
一緒にいた花田組組員は右腕を撃たれて負傷しました。
花田組組員は右腕を撃たれながらも発砲した星川組幹部2人を追跡しましたが取り逃がしました。
星川組幹部2人は津別町の検問を突破しましたがパトカーに追跡されて逮捕されました。
花田は病院に搬送されましたが脳挫傷で死亡しました。
8月5日未明には花田組本部事務所のドアが4発銃撃されました。
8月12日に兵庫県神戸市で関東二十日会の国粋会と松葉会が一和会の加茂田重政に5分の手打ちを勧告しました。
8月26日に小樽市郊外の朝里川温泉で加茂田組系花田組と稲川会岸本組系星川組は5分の手打ちを行いました。
「抗争の再燃」
花田組幹部や組員は組長を殺されながら星川組と5分の手打ちになったことに強い不満を持っていました。
11月19日23時35分、花田組幹部3人が北見市山下町1丁目STビル2階のキャバレー「北海道」にいた星川組組長の星川と星川組組員を射殺しました。
11月20日に花田組幹部3人は留辺蘂町で逮捕されました。
12月11日17時ごろに北見市北進町の食料品店「マルマサ商店」横の駐車場で花田組佐藤組幹部が車を駐車していたところ、星川組幹部2人に9発撃たれて死亡しました。
12月12日午後12時45分ごろに北見市緑が丘5丁目で車を運転していた花田組佐藤組組員が並走していたライトバンに乗っていた星川組幹部2人に撃たれて重体になりました。
一和会幹事長の佐々木将城が中心となって稲川会との手打ち交渉が進められました。
仲裁役は国粋会相談役の八木沢由雄でした。
1986年1月15日、白老町虎杖浜のホテル「いずみ」で一和会と稲川会の手打ちが行われました。
取持人は司政会議一宇憂國社青年隊代表の平野哲でした。
一和会側から幹部6人、稲川会側から幹部6人が出席しました。
その後、星川と組員を射殺した花田組幹部3人は、それぞれ懲役18年、懲役16年、懲役16年の判決を受けました。
花田を射殺した星川組幹部2人は、それぞれ懲役18年、懲役16年の判決を受けました。
12月に佐藤組幹部・組員を襲撃した星川組幹部3人は、それぞれ懲役20年、懲役18年、懲役16年の判決を受けました。
「その後の花田組と星川組」
花田組は後に花田会と改称して、初代花田章の舎弟であった橋本功が会長となりました。
上部団体の加茂田組が解散したことから、山口組系二代目山健組健竜会北竜会傘下に移籍しました。
2015年には6代目山口組系茶谷政一家に移籍しました。
星川組は、北見市唯一のヤクザでしたが、2017年11月、警察に解散届を提出しました。
全盛期は100人ほどいた組員も、解散時はわずか4人でした。
(参考:ヤクザ抗争史・北見抗争)
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