「地域の繋がりを強めよう、共同体の繋がりを強めよう」というのは前近代に戻しましょうということで完全に間違い。
福祉業界で昨今地域の繋がりを強めよう、家族の絆を強めよう、共同体の力を強めようと言われています。
これは前近代の過ちをもう一度おかそうとしているのです。
もともと前近代では地域や家族は個人を抑圧するものでした。
だからそういった個人を抑圧するしがらみから自由になりたいと人々は東京の都会に出たわけです。
近代は人間や個人が共同体、地域、家族などなくても楽しく生きていけるようにしていこうとしたわけです。
福祉も共同体や地域、家族がなくても生きられるように制度化されていきました。
それなのに、また地域の繋がりを強めようとか、共同体の繋がりを強めようなどというのは、それこそ前近代に戻しましょうということで間違っている方に戻しましょうということなわけです。
地方から若者が東京にどんどん出ていき戻らないのは、地方の前近代的な相互監視社会が嫌だからです。
地方はそこに住む人の仕事から年齢、恋人の有無まですべて知られていてプライバシーも何もありません。
地域の繋がりが強い社会というのは、地域に馴染みたくない人を排除する村八分的社会です。
東京に地方から出てきている友達もみんな同じように地方の相互監視、息苦しさ、閉塞感が嫌で出てきたと言います。
いまだに地方は地域の繋がりを強めようとか言ってる人がいることに愕然とします。
そんなことをしたら若者の流出に拍車をかけるだけです。
地域の繋がりは弱めないといけないし、共同体は解体しないといけないのです。
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