山口組矢嶋組組員の藤田和宏が特殊詐欺に悪用された携帯電話のSIMカードを不正に入手したとして逮捕。
特殊詐欺事件に悪用された携帯電話のSIMカードを不正に入手したとして、大阪の55歳の暴力団員が逮捕されました。
逮捕されたのは、山口組矢嶋組組員の藤田和宏容疑者(55)=大阪市中央区=です。
警察によりますと、おととし3月までの1年間、偽名を使って電話回線のレンタル業者とSIMカード5枚を借りる契約を結んだとして、携帯電話不正利用防止法違反の疑いが持たれています。
岐阜県警は去年、複数の高齢者があわせて6000万円余りをだまし取られた特殊詐欺事件の指示役とみられる男を逮捕し、男が使っていた携帯電話のSIMカードを押収して詳しく調べたところ、藤田容疑者が借りたものだったことがわかったということです。
警察は認否を明らかにしていません。
法律はSIMカードなどを貸し出す事業者に対し、契約者の本人確認を義務付けていて、警察は今回の契約に至るいきさつについて、業者にも詳しく事情を聞くことにしています。
(参考:NHKニュース)
矢嶋組は愛媛県今治市黄金町4丁目4ー29に本部を置く山口組の二次団体。
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