神戸地裁が弘道会神戸事務所の使用中止の仮処分を認める決定(神戸新聞)
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最終更新日:2023/04/30
ヤクザ・マフィア
JR新神戸駅近くにある特定抗争指定暴力団山口組の拠点事務所(神戸市中央区)について、神戸地裁は15日までに、組員らの使用を差し止める仮処分を決定した。
地域住民らの委託を受け、昨年10月に仮処分を申し立てた暴力団追放兵庫県民センターが発表した。
決定は14日付。
事務所では2019年8月、山口組の中核組織「弘道会」(名古屋市)の組員が単車で乗り付けた人物に拳銃で銃撃され、重傷を負う事件が発生。
兵庫県警暴力団対策課は実行役として、当時は特定抗争指定暴力団神戸山口組の中核組織だった「山健組」(神戸市中央区)の組長を逮捕した。
同センターの代理人弁護団によると、事務所は主に弘道会の神戸拠点として使用され、所有者には弘道会の組長が登記されている。
周辺は小中学校の通学路にもなっているため、抗争に危機感を募らせた近隣住民が県警に相談。
暴力団対策法に基づき、住民ら約40人の委託を受けた同センターが代理訴訟を起こした。
弘道会側は反論の答弁書を提出したが、認められなかったという。
今回の決定で、組員の立ち入りや会合の開催、看板の掲示などが禁止される。
組事務所の使用差し止め申し立ては県内で8件行われており、仮処分決定は7件目(1件は和解)となった。
(神戸新聞)
弘道会神戸事務所。
2019年8月21日に弘道会神戸事務所で弘道会藤島組小川総業の組員が銃撃を受けて重傷を負いました。
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