1994年の富士フィルム専務刺殺事件。

公開日: : 最終更新日:2025/10/26 ヤクザ・マフィア, ヤンキー・半グレ

1994年2月28日、富士フィルムの専務であった鈴木順太郎さん(61)が東京都世田谷区の自宅玄関で男に刃物で刺され、病院搬送後に死亡しました。

 

鈴木順太郎専務の自宅前に不審車が長時間駐車していたことが判明しました。

 

近所の人が覚えていた不審車のナンバーと高速道路通行券の指紋、Nシステムから砂子川組系坂根組組員B(29)が犯人と断定しました。

 

捜査当局は砂子川組系坂根組組員と砂子川組系坂根組組長(40)を逮捕しました。

 

警視庁の捜査で山口組系の総会屋「児玉グループ」が富士フイルムから絶縁宣告されたことに腹を立て、富士フイルムとは接点の無い別の砂子川組系坂根組組長に報復と脅しを依頼したことが判明しました。

 

そこで、砂子川組系坂根組組長は組員Bに大西実社長か鈴木順太郎専務を殺すように命令しました。

 

砂子川組組員Bは社長に対しては下見を行ったものの実行に移せず、鈴木順太郎専務宅前で張り込みを続けて鈴木順太郎専務が出てきたところを頭部2箇所と右ふとももを深く刺して出血多量で死亡させました。

 

(致命傷となり易い太股の大動脈を深く刺されており、組員は最初から鈴木専務を殺すつもりだったことがわかります。)

 

この事件で、実行役の砂子川組系坂根組組員Bが運転手として依頼した山口組系倉本組組員(当時24歳)には「5万円」、下見のため関西から東京の鈴木宅を往復した別の運転手Eには「パンと牛乳」だけの報酬が贈られていました。

 

裁判で実行役の砂子川組系坂根組組員Bに懲役14年、砂子川組系坂根組組長に懲役11年、運転手役の山口組系倉本組組員Dに懲役6年が確定しました。

 

「事件考察」

 

以上のことが新聞記事や週刊文春などに書かれている表の情報なのですが、おかしいことが多々あります。

 

被害者の鈴木専務と倉本組、砂子川組は利害関係はありませんでした。

 

いったい誰が倉本組と砂子川組に鈴木専務を殺すように命じたのかは謎となっています。




関連記事

no image

元KGBリーダーの田中雄士と元ディープチャンピオンのジョビンがブレイキングダウンの炎上騒動について語る

元KGBリーダーの田中雄士と元ディープチャンピオンのジョビンがブレイキングダウンの炎上騒動について語

記事を読む

no image

荒木育生と川上晃史と斉竹勝弘ら3人を出資法違反の容疑で逮捕。

東京都内の闇金融グループによる出資法違反事件を捜査していた兵庫、鳥取、長崎3県警の合同捜査本部は1日

記事を読む

no image

山口組四代目石井一家三代目大友会最高顧問の首藤優児(首藤祐二)ら4人が30代の経営者の男性から数十万円を脅し取ったとして逮捕

宮崎県内に住む経営者の男性からみかじめ料十数万円を脅し取ったとして、暴力団組員の男ら4人が恐喝の疑い

記事を読む

no image

東声会会長の早野泰ら4人が新宿区のマンションに拳銃2丁と実弾57発を所持したとして逮捕。

警視庁は、東京都新宿区のマンションに拳銃2丁と実弾57発を所持したとして、暴力団「二代目東声会」会長

記事を読む

no image

道仁会組員が組織から脱退したいと申し入れた男性に指を詰めることを要求したとして中止命令。

福岡県警博多署は18日、道仁会系組員の男(29)=福岡市博多区=に、暴力団対策法に基づく中止命令(脱

記事を読む

no image

山口組組員の加山勝と塗装工の今村泰志が覚醒剤取締法違反で逮捕(暴力団ニュース)

佐賀県警佐賀北署は、営利目的で覚醒剤を譲り渡したとして特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員・加山勝

記事を読む

no image

極東会甲州登喜和屋一家宗家総長の野木勝と長男で同組員の野木大輔が金融機関から1200万円を騙し取ったとして逮捕。

暴力団員の身分を隠して金融機関から約1200万円の融資を騙し取ったとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査

記事を読む

no image

前澤ファンドチャンネルでリスナーの忘狂太郎と大関真悟が喧嘩。前澤、忘狂太郎、大関、前澤リスナーは決闘罪で逮捕か。

前澤ファンドチャンネルでリスナーの忘狂太郎と大関真悟が喧嘩になりました。  

記事を読む

no image

稲川会森田一家若頭の橋本努(48)と建設業の伊熊務(42)を恐喝未遂の容疑で逮捕(静岡新聞)

静岡南署と静岡中央署、県警捜査4課、組織犯罪対策課は19日、債権を放棄させようと脅したとして、指定暴

記事を読む

no image

ライター、編集者の草下シンヤもめちゃくちゃむかつきます!半グレ、犯罪者賛美しかしていない。

ライター、編集者の草下シンヤもめちゃくちゃむかつきますね!   草下シンヤは半

記事を読む







  • チャンネル登録はこちら

     

  • 神奈川県で教師をしていました。

    モデルや女優、レースクイーン、アイドルなど芸能界で働く女性、キャバクラや会員制ラウンジ、風俗、AVなど夜の仕事で働く女性、中高生、大学生、保育士、看護師、家出少女、児童養護施設の子どもたち、シングルマザー、ヤンキー、不登校生徒、外国人、帰国子女を中心に女性を幸せにするための国際NGOだいわピュアラブセーフティーネットをやっています。

    7000人以上の女性を幸せにしています。

    国際NGOだいわピュアラブセーフティネットは相談援助活動、心理カウンセリングなど女性のための総合ソーシャルワーク団体です。

    ジャーナリストです。

    24時間365日相談受付中。

    電話相談も受付中です。

    メール=fujio1121@yahoo.co.jp

    ライン=fujio1

    メディア出演・取材協力歴

    NHKスペシャル「女性の貧困」

    NHKクローズアップ現代「子どもはどこへ消えた」

    共同通信「U30のコンパス」

    米TIME誌「女性の貧困について」

    NHKスペシャル「若者失踪3万人」

    講演歴

    日本財団

    全国妊娠SOSネットワークさん

    支援企業

    英国投資銀行バークレイズ

  • wpp header='人気記事ランキング' post_type='post,page' limit=50 range='daily' order_by='views' stats_views=0