九州誠道会系組員の岡久伸が道仁会会長の松尾義久さんを射殺したとして逮捕。
公開日:
:
最終更新日:2023/11/03
ヤクザ・マフィア
指定暴力団道仁会(本部・福岡県久留米市)の松尾義久会長=当時(56)=が射殺された事件で、同会と対立する暴力団九州誠道会(本部・同県大牟田市)の系列組員の男が3日、「自分が殺した」と大牟田署に出頭した。
県警は4日未明、男を殺人と銃刀法違反(発射など)容疑で逮捕した。
県警によると、男は住所不定の九州誠道会系組員の岡久伸(38)=大牟田市=。
午後4時ごろ、大牟田署に出頭した。
凶器の拳銃は持っておらず、「3代目会長を殺した」と供述している。
射殺事件の現場で目撃された実行犯の1人に背丈などの特徴が似ており、捜査線上に浮上していた。
松尾会長は8月18日夕、福岡市中央区黒門の路上で頭など3カ所を撃たれ、死亡した。
撃った男と、逃走車両のワゴン車を運転していた男の少なくとも2人が目撃されており、犯行には38口径の回転式拳銃が使用されたとみられる。
九州誠道会は、昨年5月に松尾会長が道仁会の3代目会長を継承することに反発して離脱した勢力が結成。
構成員は約440人(準構成員含む)。
県警は8月20日、事件に誠道会関係者が関与した疑いが強いとみて、殺人と銃刀法違反容疑で本部事務所などを家宅捜索していた。
指定暴力団道仁会の松尾義久会長=当時(56)=射殺事件で、同会と対立している九州誠道会系組員が「自分が殺した」と福岡県警に出頭したのは、捜査の手が実行犯に着実に迫る中、「犯人」を差し出すことで組織の勢力温存を狙ったとの見方も出ている。
県警は事件直後、松尾会長を射殺した実行犯が逃走に使用したワゴン車を押収。
所有者の男性が九州誠道会の関係者に車を貸していたことをつかみ、誠道会系の組員10人程度が関与した疑いがあるとみて包囲網を狭めていた。
この日、出頭した男は県警がマークしていた組員の1人。
捜査関係者は「このまま実行犯をかくまえば大量の組員が逮捕されることになるため、誠道会は焦りを感じていたはず。組織が弱体化することを恐れたのではないか」と指摘する。
ただ、殺人容疑で男を逮捕したものの、犯行を裏付ける拳銃などの物証は見つかっていない。
県警は慎重に捜査を進め、事件の全容解明を目指す方針だ。
関連記事
-
-
暴力団排除の標章を掲げたスナックの経営者に工藤会幹部が大ケガを負わせた事件で二審も工藤会側に6150万円の賠償命令(産経新聞)
北九州市で平成24年、暴力団員の入店を禁じる「標章」を掲示したスナックの女性経営者が刃物で顔を切り付
-
-
住吉会幹部が別の幹部を殺して、その幹部の手首でラーメンの出汁を取っていた手首ラーメン事件。
1978年東京の日暮里で住吉会系金子会幹部(家根弥一家幹部)が別の住吉会幹部を殺して、その幹部の手首
-
-
山口組小西一家幹部の吉村伝雄が高齢女性から50万円を騙し取ったとして逮捕。被害総額は1億円以上。
高齢女性にATMを操作させ、現金を不正に盗んだとして、警視庁暴力団対策課などは16日、電子計算機使用
-
-
山口組極心連合会組員の杉田健司ら4人が阿倍野区の金融機関から4680万円を騙し取ったとして逮捕(日経新聞)
住宅ローン融資名目で金融機関から約4600万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査4課などは7日、大阪
-
-
会社員の寺内典明が違法薬物の運び屋を募集したとして逮捕
SNSで違法薬物の「運び役」を募集したとして、警視庁は会社員の寺内典明容疑者(50)=千葉県=を職業
-
-
山口組弘道会野内組若頭補佐の吉田幸信ら2人が神戸山口組組員が乗る車に発砲したとして逮捕。
2016年1月、当時の「山口組分裂」に伴う抗争に関連して、高速道路を走行中の車に発砲したとして、男2
-
-
神戸山口組太田興業組員の森順也と無職の小浦政美と不動産業の蜂谷健が知人男性から250万円を脅し取ろうとしたとして逮捕。
兵庫県警暴力団対策課は27日、知人男性から借金返済名目で現金250万円を脅し取ろうとしたとして、恐喝
-
-
1994年の富士フィルム専務刺殺事件。
1994年2月28日、富士フィルムの専務であった鈴木順太郎さん(61)が東京都世田谷区の自宅玄関で男
-
-
山口組近藤組掛野組若頭の有賀健一郎が山口組近藤組掛野組組員の長谷川陽一さんを射殺したとして逮捕。
2015年10月6日、午後0時45分ごろ飯田市の温泉浴場施設「湯~眠」の敷地内の駐車場で山口組二代目
-
-
住吉会領家一家総長の高瀬輝明が覚醒剤を営利目的で所持していたとして逮捕。
埼玉県警は22日、去年11月に川口市内の組事務所において、覚せい剤およそ112グラム、末端価格670