スカウト会社ナチュラル幹部の沢田和哉と兼子エディら１４人が男性を監禁して暴行を加えて全治半年の大ケガを負わせたとして逮捕。
国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」に所属していた男性を監禁したなどとして、警視庁暴力団対策課は1日、監禁と強制わいせつ致傷容疑で、同グループ幹部の沢田和哉容疑者（32）＝東京都中央区勝どき6＝、兼子エディ容疑者（29）＝渋谷区宇田川町＝、幹部補佐の佐久間裕也容疑者（28）ら男性14人を逮捕したと発表した。
暴力団対策課によると、ナチュラルは東京・歌舞伎町（新宿区）を中心に、東北から九州地方にまたがり全国の繁華街で活動。
路上で女性に声をかけ、風俗店にあっせんし、給料の一部を受け取るなどして収益を得ているとみられる。
14人の逮捕容疑は今年2月17日、過去にナチュラルに所属した男性（30）がグループ内の規約に違反したとして、新宿区歌舞伎町2のマンションに監禁。
殴る蹴るの暴行を加えたうえ、わいせつな行為をしたとしている。
監禁は約1週間続き、男性は全治半年のけがをしたという。
暴力団対策課は、いずれの容疑者の認否も明らかにしていない。
ナチュラルは2020年6月、スカウト行為を巡って暴力団組員と乱闘事件を起こし、双方から逮捕者が出ていた。
当時、グループの規模は1000人程度だったとされ、その後も拡大を続けているとみられる。
暴力団対策課は、グループの収益が反社会的勢力に流れているとみて、実態解明を進めている。
（参考：毎日新聞・産経新聞・TBS）
ナチュラル幹部の沢田和哉容疑者（32）
兼子エディ容疑者（29）
ナチュラルの上部組織は松浦グループでした。
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