なぜ中国籍の美人経営者の温雅然が住吉会飯倉睦会幹部ら6人を使って化粧品販売会社社長の父親を拉致して暴行したのか(週刊文春)
公開日:
:
最終更新日:2023/09/03
ヤクザ・マフィア, ヤンキー・半グレ, 陰謀・謀略・未解決事件・冤罪事件
かつて、骨肉の争いで注目を集めた大塚家具のお家騒動では、娘の大塚久美子氏が、プロキシファイ
ト(委任状争奪戦)の末に創業者で実父の勝久氏を退任に追い込んだ。
しかし世の中には、実の父親から経営主導権を奪うためには手段を選ばない娘もいるようだ。
警視庁は1月23日、都内在住で中国籍の温雅然容疑者(37)を逮捕監禁致傷と強盗容疑で逮捕した。
温は、既に逮捕されている住吉会系暴力団幹部の男ら6人と共謀し、化粧品会社の経営権をめぐって対
立していた父親で会社役員の60代男性を誘拐したのだ。
事件が起きたのは昨年8月18日午後5時過ぎ。被害男性は、銀座8丁目の自宅マンション駐輪場で、3人
組の男らに催涙スプレーを吹きかけられて車に押し込まれた。
捜査関係者の話によると、被害男性は車内で、ガムテープで目と口を塞がれたうえ、手錠を施された状態でスタンガンを押し当てられ「3000万円を払え」などと脅迫を受けたという。
拉致されてからおよそ5時間後、男性は浦安市内で解放され交番に駆け込んで保護された。
くっきりした目鼻立ちに長髪をなびかせた温の顔写真がニュース番組で放映されると、ネット上では
「可愛い」「アラフォーには見えない」といった声も上がった。
その美貌と、ヤクザを使って実父を拉致させるという冷酷な手口とのギャップに、戸惑いを覚えた人も多かったことだろう。
しかし彼女は、今から10年近く前から、怪しいビジネスに手を染めていたという。20代後半から数年
間、温と親しかったという知人女性M氏が明かす。
「広東省深セン市出身の彼女は、高校の時に単身で留学に来て以来、日本在住20年以上。
私が彼女と出会った10年ほど前、確か彼女は日本人の男性と結婚していたんですが、30歳くらいまでに離婚しているはず。
その後、彼女が始めたのが、『代購』(個人輸入代行ビジネス)です。
ウェイボ―(中国SNS)やウィーチャット(中国チャットアプリ)で集客した中国人の注文を受けて、日本製の化粧品とか薬とかを仕入れて送っていました。
ちょうど、『爆買い』という言葉がブームになり始めたころで、ビジネスを始めて2年目には、年収が1000万円に達したと言っていた。
普通のワンルームマンションから、レインボーブリッジが見渡せる勝どきのマンションの高層階に引っ越ししたのもこの頃です。
2LDKと一人暮らしには広々した部屋で、毎週末のようにホームパーティをしていました」
温はその後、自身の事業をさらに拡大するためにある行動に出る。
「2013年に、深セン大学で建築学の教授をしていたお父さんを日本に呼び寄せ、共同で法人を設立したんです。
それが、経営権を争うこととなったBISEI株式会社。
法人化で、これまで個人でやっていた『代購』の規模を拡大すると同時に、化粧品を自社開発して『日本ブランド』として中国人に売る、という新規事業を行うことがその目的だったようです。
法人設立から数年は、共同経営者としての仲も親子としての仲も悪くなかったはず」
しかしその後、2人の仲に亀裂が入り始める。
M氏によると、その原因の1つとなったのが、温が主導で進めていた違法ビジネスだという。
「温は、代購ビジネスの一環として、医薬品の違法転売も行っていたんです。
例えば、日本製のヒト胎盤(プラセンタ)製剤。
中国では、ヒト胎盤は漢方薬として美容やアンチエイジングに利用されてきた歴史があるのですが、2015年からヒト胎盤の売買が禁止されたんです。
そこでヒト胎盤愛用者に代替品として注目されたのが、ラエンネックやメルスモンといった日本製のヒト胎盤製剤。
これらは、医師にしか処方できないはずですが、温はどういうコネなのか医師から横流ししてもらい、中国の顧客に転売していた。
マジンドールという向精神薬も、『やせ薬』として扱っていたと聞いています。
ただ、社長を務める父親は こうした違法なビジネスを嫌っていたようです。
温が『もともと私が始めたビジネスなのに 途中から参画した父親がいろいろ指図してきてウザい』というような愚痴をこぼしていたのを聞いたこともあります」(M氏)
ちなみに2017年1月、温は女児を出産している。
「子供の父親は、中国の富裕層を相手にした、小顔整体ビジネスを一緒にやっていた整体師の男性と聞いています。
ただ、温が妊娠した頃から彼女とは疎遠になってしまったので、入籍したのかどうかは分かりません。
2019年ころ、父親と民事裁判に発展したという話を人づてに聞いたのが最新の消息でした」(M氏)。
その後の温については、逮捕直前まで更新していた彼女のインスタグラムで垣間見ることができる。
そこには、湾岸の夜景を一望できる、高級ホテルと見まがうようなタワーマンションでの、猫と娘と
の生活をとらえた写真が複数アップされている。
M氏が明かした、ホームパーティをしていたマンションから、さらにランクの高い住まいに引越ししたようだ。
最後の投稿は1月20日、ニセコのスキー場で撮影された写真だ。その3日後、彼女は逮捕されている。
自己紹介欄には「遊んで人生過ごす」と格言めいた文句を掲げていた彼女だが、それもしばらくはお預けになりそうだ。
(週刊文春)
https://bunshun.jp/articles/-/43201?page=2#photo_1
温雅然容疑者が日本で仕入れて中国で販売していたヒト胎盤製剤(プラセンタ)
関連記事
-
-
住吉会中里一家統括委員長堂前一家組長代行の遠藤和男が覚醒剤を営利目的で所持していたとして逮捕
警視庁池袋署は13日、自宅で覚せい剤を隠し持っていたとして住吉会中里一家統括委員長堂前一家組長代行の
-
-
山口組組員が580万円を騙し取ったとして逮捕(暴力団ニュース)
鳥取県警米子署は24日、交際していた女性に「組を抜ける」、「結婚したい」などととウソを言って、現金あ
-
-
全国のATMから18億円が引き出された事件で荒川区のコンビニATMから70万円を不正に引き出したとして北区上十条の塗装工の和泉智之を逮捕。
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、東京都北区上十条5の塗装工の和泉智之容疑者(34)を不正作出
-
-
小桜一家幹部の冨尾裕一が50代の男性から10万円を脅し取ったとして逮捕(暴力団ニュース)
鹿児島県警は15日午前、鹿児島県内の男性から現金10万円を脅し取ったとして、指定暴力団・四代目小桜一
-
-
八王子市の不用品回収業者「エコ王子」の責任者の加藤恭大ら4人が不用品回収で自治体による回収費用の40倍の料金を請求していたとして逮捕(フジテレビ)
東京・多摩地域などで一般家庭から家具や家電などの粗大ごみを無許可で回収・運搬したとして、不用品回収業
-
-
山口組旭導会組員の松原朗が運転免許証の更新時に組事務所の住所を記入したとして逮捕(HBC北海道)
運転免許証の更新の際、書類にうその住所を記載して免許証の交付させたとして、北海道旭川市内の41歳の暴
-
-
京都市山科区の神戸山口組系組長ら6人が被害届を出したキャバクラの経営者を飲食店に呼び出し5時間に渡って脅迫して被害届を取り下げさせたとして逮捕(暴力団ニュース)
京都府警組対2課と山科署などは3日、恐喝事件の被害者を脅して被害届を取り下げさせたとして、特定抗争指
-
-
神戸山口組宅見組舎弟頭補佐の山本健二(山本千束)ら3人が六本木で違法カジノ店を経営していたとして逮捕。
東京・六本木で違法カジノ店を開き、客にバカラ賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課は28日までに
-
-
住吉会系幸平一家幸和会会長の土屋和雄が内縁の妻と一緒に20代男性を監禁して脅迫したとして逮捕
金銭トラブルを巡って、東京・新宿区のビルに20代の男性を監禁し現金800万円を脅し取ったとして、暴力
-
-
稲川会森田一家本部長須藤組組長の須藤幸一ら4人をみかじめ料授受で逮捕。
静岡中央署と静岡県警組織犯罪対策課、捜査4課は1日、静岡市葵区の繁華街で風俗案内所や社交飲食店を運営
