六代目山口組一道会の事務所に火炎瓶を投げ込んだとして神戸山口組山健組小島会会長ら４人を逮捕（産経新聞）

9日午前6時10分ごろ、福岡市中央区春吉2の指定暴力団山口組一道会の事務所に火炎瓶のようなものが数本投げ込まれた。

事務所の壁の一部が焦げたが、けが人はいなかった。

福岡県警は、山口組と分裂した新組織「神戸山口組」を巡るトラブルとみている。

県警によると、同日午前9時ごろ、中央署に「一道会事務所から煙が出ている」と匿名の通報があった。県警は現住建造物等放火未遂の疑いで捜査している。

また同日午前2時ごろ、一道会を離脱し、神戸山口組に移ったとされる傘下組織の組員の知人が同県朝倉市甘木の路上で複数人から頭などを殴られて負傷する事件が発生。

県警は傘下組織が報復のため、一道会の事務所に火炎瓶を投げ込んだとみている。

一道会は昨年10月、傘下組織が離脱して神戸山口組に移ることを巡って朝倉市内の飲食店内で乱闘騒ぎを起こしており、県警は9日、乱闘による器物損壊の疑いで一道会の事務所を家宅捜索した。

（日経新聞）

神戸山口組山健組小島会会長の小島慎也容疑者（４４）＝大分県日田市＝ら４人は、福岡市中央区の山口組系一道会事務所に火炎瓶２本を投げ込んだとして２月に逮捕された。

放火未遂事件の直前、福岡県朝倉市の路上で小島容疑者と親交のある２０代男性が襲われる事件があり、傷害の疑いで一道会の組員２人が逮捕された。

分裂後の組員引き抜きをめぐるトラブルが背景にあるとみられる。

（産経新聞）

指定暴力団六代目山口組の二次団体一道会本部事務所に火炎瓶が投げ込まれた事件で、逮捕・起訴されていた神戸山口組四代目山健組小島会会長の小島慎也被告に対し、福岡地裁は２１日、懲役３年（求刑・懲役３年６月）の判決を言い渡した。

判決理由を中田幹人裁判官は、「事件は住宅街の一角で起きており、危険性が高い。動機は暴力団特有のもので酌むべき事情はない」と非難するとともに、「被告が火炎瓶を使うことを共犯者に告げるなど主導的役割を果たした」と指摘した。

昨年秋ごろ、小島会組員らが、福岡県朝倉市にある一道会の関係する事務所前でたむろしているところ、小競り合いになった。

「シマを荒らされた」と考えた一道会側とのトラブルが激しくなり昨年１０月末、朝倉市のファミリーレストランに話し合うため両組織から数十人が集まったが、口論になり話し合いは決裂した。

小島被告らはその後も同市の飲食店を訪れるなどしていた。

１月９日も飲食店を訪れたところ、店外にいた小島被告の運転手が午前２時ごろ突然、一道会の組員２人にビール瓶などで殴られ、この事件に立腹した小島被告が起こしたのが火炎瓶事件とされる。

（暴力団ニュース）

火炎瓶を投げたのは大分県日田市の土木作業員の谷部五生（たにべいつお）容疑者（６０）で、役割を分担して事件を起こしたことが判明した。

事件の４時間前には福岡県朝倉市の路上で小島慎也容疑者の知人が一道会の組員２人にビール瓶で頭を殴られる事件が起きた。

小島慎也容疑者はこの事件を聞いて、一道会に報復することを決意した。

小島慎也容疑者の舎弟の工藤和男容疑者（４６）が運転する車に谷部五生容疑者と共に乗り込み、一道会の事務所付近で谷部五生容疑者が火炎瓶を投げました。

小島容疑者は谷部容疑者が火炎瓶を投げたのは間違いないと容疑を認め、他の２人もそれぞれの役割について認める供述を始めているという。

小島容疑者は一道会に所属していたが昨年夏の山口組の分裂に伴い同１０月上旬までに新組織に移った。

県警は小島容疑者が一道会関係者を引き抜こうと画策したものの、なかなか成果が上がらないばかりか、知人が暴行を受けたことから、怒って報復したとみている。

３人は１月９日朝、中央区春吉２の一道会本部事務所に火炎瓶を２本投げ込んだ疑いで逮捕された。

（２１ニュース）

福岡、大分両県警は福岡市の山口組一道会の事務所に火炎瓶が投げ込まれた事件で現住建造物等放火未遂などの疑いで新たに神戸山口組系幹部の小山清文容疑者（４３）=熊本市西区=を逮捕した。

両県警は認否を明らかにしていない。

この事件での逮捕者は４人目。

両県警によると小山清文容疑者は熊本市に拠点を置く神戸山口組系の組幹部。

（２１ニュース）

中央区春吉２の一道会本部事務所。

火炎瓶が投げ込まれた一道会本部事務所。

小島慎也は神戸山口組四代目山健組小島会会長。

小島慎也は山口組が分裂した時に一道会から四代目山健組に移籍した。

小島会は大分県日田市石井町3-568-7小島ビルに本部を置く暴力団で、指定暴力団・神戸山口組の三次団体。

上部団体は四代目山健組。