埼玉県警サイバー犯罪対策課と大宮署が詐欺とスマホ譲渡の容疑で3人を逮捕。数百人が関与か(埼玉新聞)
公開日:
:
特殊詐欺
埼玉県警サイバー犯罪対策課と大宮署は3月29日、詐欺と携帯電話不正利用防止法違反(未承諾有償譲り受け)の疑いで、大阪市北区太融寺町、無職の男(23)と東京都中野区鷺宮1丁目、無職の女(28)を再逮捕、詐欺の疑いで、東京都新宿区下落合4丁目、会社員の男(35)を逮捕した。
23歳男、28歳女の再逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し、昨年4月11~16日の間、交流サイト(SNS)の募集に応じた契約者3人に報酬を約束した上、有償譲渡目的を隠しスマートフォン等9台を新規に契約させ、報酬と引き換えにスマホを譲り受けた疑い。
さらに3人は氏名不詳者と共謀し、昨年4月13日、都内の携帯電話販売店で第三者に有償譲渡する目的を秘してスマホを契約。
対応した店員に自ら利用するものと信じさせ、スマホ2台(売価計28万4600円)を詐取した疑い。
サイバー犯罪対策課によると、別事件の捜査で押収したスマホの解析から違法副業に関する情報を入手して23歳男、28歳女の犯行を認知。2人が有償で譲り受けたスマホの入手経路を調べ、実際に携帯販売所で契約していた35歳男を特定した。
23歳男は契約方法の説明や同行役の選定、同行役にスマホの報酬代金を提供する指示役、28歳女は契約者と接触したり、契約したスマホを受け取り報酬を渡す同行役だった。
スマホの契約には数百人が関与しているという。県警は買い取った端末を何者かに転売して利益を得たり、犯罪組織にスマホが譲渡されている可能性があるとみて、全容解明を進める。
(埼玉新聞)
関連記事
-
-
「ホンダ」の元社員の小島瞬がホンダが法人契約しているクレジットカードを使って2300万円を私的に利用して会社に損害を与えたとして逮捕。
自動車大手「ホンダ」の元社員の男が、法人契約しているクレジットカードでおよそ2300万円を私的に利用
-
-
中古品を再シュリンクして新品として売る組織的詐欺がアマゾンやメルカリなどで蔓延。
中古品を再シュリンクして新品として売る組織的詐欺がアマゾンやメルカリなどで蔓延しています。 &
-
-
矢野和寛が女性から500万円を騙し取ったとして逮捕。
「一緒に住むなら港区」などと言ってマンションの内見やうその結婚の約束をして50代の女性から金をだまし
-
-
名古屋市中区の無職の永井聖が知人男性から高級腕時計を騙し取ったとして逮捕。
知人男性から約1000万円相当の高級腕時計をだまし取ったとして、名古屋市中区の無職の女が逮捕されまし
-
-
北海道函館市の女性から200万円を騙し取ったとして横木直也(29)を逮捕(UHB北海道)
住所不定・無職の横木直也容疑者(29) 保険の還付金があるなどと嘘をつき、
-
-
特殊詐欺グループの仲間割れによる殺人事件から特殊詐欺グループの13人目の庄子真哉兼(まやと)を逮捕。
孫を装って女性から現金を詐取しようとしたとして、埼玉県警は20日、職業不詳の庄子真哉兼(まやと)容疑
-
-
貿易会社「大洋商事」社長の上嶋大輔ら6人がコロナの検査数を水増しして都から補助金を騙し取ろうとしたとして詐欺未遂容疑で逮捕
東京都が実施した新型コロナウイルスの無料検査事業で、検査件数を水増しして都から補助金をだまし取ろうと
-
-
会社役員の野口クリストファーアリリと暴力団組員の福田学と大工見習の植田学がマネーロンダリングに関与したとして有罪判決。
マネーロンダリング(資金洗浄)目的で口座を開設したとして、詐欺罪などに問われた元ナイジェリア国籍の埼
-
-
未公開株詐欺で80億以上の収益を得ていたとして健康食品販売会社ウィンメディックスの社長、白木茂(45)と元取締役の西昭洋(42)を逮捕(フジテレビ)
自らを「末期がん患者を救った男」などと称していた男らが警視庁に逮捕された。
-
-
山口組矢嶋組組員の藤田和宏が特殊詐欺に悪用された携帯電話のSIMカードを不正に入手したとして逮捕。
特殊詐欺事件に悪用された携帯電話のSIMカードを不正に入手したとして、大阪の55歳の暴力団員が逮捕さ