ガーシー誕生の黒幕の実名。大阪屈指の進学校出身の37歳男性の報じられなかった正体(現代ビジネス)
国会での処分をめぐり日本中の注目を集めたガーシー議員。
爆弾告発男として日本のVIPたちを震え上がらせたガーシーCHには、ガーシーを後押しし、そのスキームを提案した黒幕がいた。
その黒幕「A」の正体が、この書で明かされる。朝日新聞ドバイ支局長としてガーシー一味に接し、1000時間に及ぶ密着取材を続けた伊藤喜之氏の新刊『悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味』から本文を一部紹介。
ここでAの正体を明かしたい。
秋田新太郎、というのが彼の名だ。
大阪・東大阪市出身の37歳。
幼少時から学業は優秀で、大阪屈指の進学校・大阪府立高津高に進学した。
ラグビー部に所属し、大阪代表にも選出されるなど活躍。
将来を嘱望されていたが、学生時代からトラブルも多かった。
進学校である高津高では起きることのない暴力事件を起こし、相手を血まみれにし無期限の停学処分を受け、警察に逮捕されたこともあった。
その際は少年院には入らずに済んだが鑑別所へ送られ、進学は断念せざるをえなくなった。
代わりに就職したのが長者番付の常連となった重田康光が創業した光通信グループの大手上場企業だった。
電話でのアポイント取りから営業のイロハを叩き込まれると、営業マンとして才を発揮し始める。
新規事業として始まったオール電化商品、太陽光発電事業では営業トップの成績を誇り、住宅機器販売のデジコムに引き抜かれた。
200人ほどいる社員の中で瞬く間に営業成績トップに上り詰め、統括部長として組織を牽引した。
しかし、デジコムの社長と幹部社員が暴力団絡みの地方銀行からの不正融資容疑で大阪府警に逮捕された影響を受けてデジコムは倒産。
独立して2009年に大阪で起業したのが「エステート24ホールディングス」だった。
東日本大震災後にブームが到来した再生エネルギービジネスに目をつけ、住宅向けの太陽光発電装置の販売を主軸に売上高135億円を誇る企業に急成長させた。
高級車マイバッハを駆り、大阪のタワーマンションの自宅だけでなく、東京の六本木ヒルズにも邸宅を持った。
本業以外にも関西コレクションや東京ガールズコレクションといったファッションショーの大口スポンサーとなるなど広告宣伝にも惜しみなく金をまいた。
20代後半の若き経営者の豪奢な暮らしぶりは当時ネオヒルズ族として世間を賑わせていた与沢翼と比較され、「東の与沢、西の秋田」との評まで出回った。
暗転するのは2014年のことだ。周囲には向かうところ敵なしに見えた秋田だが、さらなる事業拡大に向けて銀行からの資金借り入れの課題を抱えていた。
(現代ビジネス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/120ea90e21c4b1ee8093c6351d5269a59cb384bb
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