俺のNPO活動に時代がようやく追いついてきたのかもしれない。
公開日:
:
最終更新日:2017/05/12
NPO
今女性を幸せにするためにNPOだいわピュアラブセーフティネットをやっています。
そこには日々多くの女性からの相談があります。
活動としてはホームページから相談援助やアウトリーチを行い、支援が必要な女性には行政などの支援機関につないだり就労支援や不動産の住宅支援をしたりしています。
住宅がない場合はこちらで住宅を用意する女性のための住宅支援も行っています。
俺の活動の狙いや考えは日々ブログに書いてるのですが、そこには女性以外にもいろいろな方から連絡があります。
内閣府で女性の男女共同参画などに関わっている方や国連で支援を行っている方、NHKで女性の貧困や貧困の連鎖についての取材を行っている方、ライターの方など。
教師では学校の中の子たち、いわゆるレールにのっている子しか救えないと思い、教師をやめてNPOを始めたのが3年前。
当時それを言うと周囲からは夜の女性なんて昼の女性と違って収入もあるし、風俗嬢なんて稼ぎ凄いよね!キャバ嬢なんて楽して稼いでる女でしょ!そんな子をなんで支援するの?意味不明なんだけどと言われることが多くありました。
ただ最近のNHKで取り上げられた女性の貧困や子どもへの貧困の連鎖の問題、厚木から発覚した所在不明児童の存在、女性の生活保護の捕捉率の低さなどの最悪な環境などがようやく世間に少しずつ認知されてきているように感じます。
そこの最前線にいる女性と一番接触する機会が多いのが常にそういった女性の相談援助をしている者なわけです。
だから最近になってNHKの人や国連の人、内閣府の人たちが、俺に接触してくるのだと思います。
ようやく一部の人が日本に困っている女性がいるということを気づき始めた状況だと思います。
今流行りの「子どもの貧困」も本質的には親である女性の貧困が原因です。
子どもが貧困になるわけがありませんから。。
だけど9割の日本の人たちは、国内に困っている女性が大勢いるということを知ることすらない状況です。
最近になってNHKが女性の貧困とか貧困の連鎖とか取り上げ始めたのも遅すぎるくらいだと思います。
女性は戦後一貫して非正規であり辛い立場に置かれてきました。
時代の方がようやく追いついてきたのかなという気がしています。
関連記事
-
-
児童養護施設の子や里親の子にスマホを持たせようと寄付を募っているNPO法人はおかしい!
児童養護施設の子や里親の子どもにスマホを待たせよう!という運動をしているNPO法人スマホ里親ドットネ
-
-
仁藤さんとシールズ奥田さんと牧師。。
なんか、繋がってんじゃない? 「SEALDs」の奥田愛基の父親、奥田知志は「日本バプテスト同盟(
-
-
NPOの問題はひきこもりや子どもの貧困、ニートなどわかりやすい弱者でないと寄付が集まらないし法人化できない。
結局、NPOを法人化するにしても、クラウドファンディングするにしても、キャバ嬢と風俗嬢を押し出すと断
-
-
ホワイトハンズの坂爪さんに代弁されることで当事者たちの声なき声は抑圧されてしまう。
ホワイトハンズの坂爪真吾さんや角間さんにも言えることですが当事者をとてもないがしろにしますよね。
-
-
子ども支援とか若者支援とかの団体が子どもに募金呼びかけさせてるのはなんなのあれ?
子ども支援とか若者支援なんかの団体が駅で子どもたちを立たせて募金呼びかけてるのはなんなのあれ?
-
-
投資家ジム・ロジャーズ「30年後の日本は借金と少子化で犯罪大国になる。私が10歳の日本人だったらAK47を購入する」
投資家ジム・ロジャーズ「30年後の日本は借金と少子化で犯罪大国になる。私が10歳の日本人だったらAK
-
-
ホームレス支援団体ホームドアの川口加奈さんが凄い!若い女性だからこそうまくいったんだと思います。
ホームレス支援団体のホームドアは代表が良い意味で若い女性だからこそうまくいったんだと思う。 &
-
-
GrowAsPeopleの角間惇一郎さんが支援者の風俗嬢と揉めているようです。
ふさわしい日々: ■それって支援?