熊本県で結婚式場、ホテル「アンジェリーク平安」、タクシー会社を運営する人吉観光交通が経営破綻(帝国データバンク)
人吉観光交通(株)(TDB企業コード:870207313、資本金3000万円、熊本県人吉市宝来町1340-7、代表田中裕二氏)は、4月24日に熊本地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は榎崇文弁護士(熊本県熊本市中央区京町2-14-25、京町法律事務所、電話096-324-3255)。
当社は1955年(昭和30年)7月、タクシー事業を目的に人吉観光タクシー(株)として設立し、82年10月に現商号へ変更。
99年に関係会社である(株)平安閣の結婚式場の運営やそれにともなうホテル、レストランなどの事業を承継した。
2003年8月には人吉市青井町から現住所へ本店を移転。
同年「サンパレス平安」から名称を変更した「アンジェリーク平安」でホテル、レストランなどを併設する結婚式場の運営を手がけるほか、タクシーの運行も行い、2000年3月期は年収入高約9億3400万円を計上した。
2008年10月にはタクシー事業を別会社に移管し、「アンジェリーク平安」の運営やそれに付随する業務を主体に行っていたものの、同業他社との競合や披露宴の少人数化等により減収に歯止めがかからず、2019年3月期の年収入高は約2億8900万円にダウン。
2015年から5期連続の赤字決算となるなど、厳しい資金繰りを強いられていた。
この間、社有不動産の一部売却や金融機関より返済猶予措置を受け立て直しを図っていたものの、近時は新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響で、挙式の延期やキャンセルが相次いで発生。
4月21日より休業していたが事業継続が困難となり、今回の措置となった。
負債は約7億円の見込み。
(帝国データバンク)
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