ワシントン・ウィザーズVSポートランド・トレイルブレイザーズの感想。八村はカーメロ・アンソニーに完敗。カーメロはアイバーソンと組んでいた時の黄金時代を髣髴とさせました。

ワシントン・ウィザーズVSポートランド・トレイルブレイザーズの試合でした。

八村とマッチアップしている選手で、がたいの良い黒人選手がディフィカルトショットをバンバン決めるな！と見ていると、なんとあのカーメロ・アンソニーでした！！

カーメロはニューヨークのブルックリン生まれボルティモア育ち（日本で言う西成の釜ヶ崎）で、２歳のころにお父さんがガンで他界しています。

その後は殺人、薬物汚染の蔓延するボルティモアのスラム街をなんとか生き抜いてきた苦労人です。

カーメロ・アンソニーと言えば２００７年にTHEアンサーと呼ばれたアレン・アイバーソンの全盛期にデンバー・ナゲッツでコンビを組んでめちゃくちゃ活躍していた選手です。

通算得点で元チームメイトのアイバーソンを抜いたカーメロ、こちらはその二人のナゲッツ時代ハイライト。

リーグ屈指のスコアラーデュオとして人気を博した二人ですが、そのファッション含めまるで兄弟のようでした。

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— cata.＠NBA (@ct_nba) November 10, 2017

カーメロは日本でもファンの多い選手です。

がたいの良さからゴール下のパワープレイを得意としてるのかと思いきや、巧みなボールさばき、ドライブ、綺麗な３ポイントシュート、豪快なアリウープなどなんでもできる選手です。

しかしその後は、ニューヨークニックス時代は監督の方針と合わずケガにも苦しめられて解雇され、オクラホマシティサンダーも解雇され、ヒューストンロケッツも早々にクビになってしまっていました。。

２０１８年にはカーメロを取るチームはどこもなく、１年間のフリーエージェントとなってしまっていました。

年齢的にもこのままカーメロは引退だろうなと誰もが思っていたところ、１年後の２０１９年１１月１５日にポートランド・トレイルブレイザーズと契約を結びNBAに復帰しました。

復帰したニューオリンズ・ペリカンズ戦では１０得点をマークしています。

現在カーメロ・アンソニーは３６歳となっています。

そして今日のウィザーズ戦ではカーメロは八村をディフェンスでは完全に抑え込み、オフェンスでは３ポイント、巧みなドライブ、アリウープでチームトップの２５得点をあげる大活躍でした。

アイバーソンと組んでいたときの黄金時代を思い出しましたね。

Melo gets out to 20 1st half PTS (6-8 FGM) for the @trailblazers on NBA League Pass! pic.twitter.com/48G6Jq5tsz

— NBA (@NBA) March 5, 2020