港区のメンズエステ店「さくらんぼSPA」など１５店舗の責任者の中島蓮や従業員ら１４人が男性客から２億円以上を脅し取ったとして逮捕

男性客から「違反金」名目で現金を脅し取ったとして、警視庁はメンズエステ店「さくらんぼSPA」（東京都港区）統括責任者の男（29）ら14人を恐喝容疑などで逮捕し、10日発表した。

男らは都内に15店舗を展開し、昨年8月以降、少なくとも約2億円を違反金名目で徴収したと同庁はみている。　

保安課によると、男らは東京都港区内のマンションの一室で、男性客に「触ったらダメですよ。規約に禁止って書いてあるよね。お客さんも警察に捕まるよ」などと脅し、今年5～8月に20～40代の客4人からそれぞれ現金2万～101万円、計117万3千円を脅し取った疑いなどがある。

全員容疑を否認しているという。　

店では客が紙パンツ1枚をはいただけの格好になり、水着姿の女性従業員に密着されながらサービスを受けていた。

客は事前に「セラピストへのタッチ禁止」「違反行為は100万円請求」といった内容の誓約書にサインしていたが、従業員の体に触ったところ男らが押しかけてきたという。

（朝日新聞）

都内で違法にメンズエステ店を営業したとして逮捕された男らが、男性客への恐喝の疑いで再逮捕されました。

警視庁によりますと、メンズエステ店の統括責任者の中島蓮容疑者ら9人はことし5月から8月、都内のマンションの一室で従業員の女の体を触った男性客4人に因縁をつけ、違約金などの名目であわせておよそ117万円を脅し取った疑いがもたれています。

男性客は「女性へのボディータッチは禁止違約金100万円」と書かれた誓約書にサインさせられますが、従業員の女は面積が極めて小さいビキニを着て男性客の鼠径部を触ったうえ、自らの体を触るように仕向け、実際に体を触られると中島容疑者らを電話で呼びつけ、違約金を支払うよう要求していたということです。

調べに対し、いずれも容疑を否認しているということですが、警視庁はこのグループが同様の手口で2億円近くを脅し取ったとみて調べています。

（日本テレビ）