荒川区東日暮里のメンズエステ「リブート」が摘発(日刊ゲンダイ)
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このところ「メンズエステ店」の摘発が相次いでいる。
風営法違反の疑いで12日までに、警視庁荒川署、浅草署、千住署、南千住署の合同捜査本部に逮捕されたのは個室マッサージ「リブート」の経営者、小野田知之容疑者(51)と従業員の男女合わせて3人。
小野田らは性風俗店の営業が禁止されている東京・荒川区東日暮里のワンルームマンションの一室で、女性従業員に性的なサービスをさせた疑い。
小野田は北区と足立区にも店舗を出し、2019年からおよそ3年間で2億円以上を売り上げていた。
リブートのHPによると、営業時間は午前11時から翌朝5時まで。料金は「プレミアムリンパコース」(70分)が1万6000円で、そけい部、睾丸をほぐしてくれるタイ古式マッサージ「ジャップカサイコース」(100分)2万2000円もある。給料は完全日払い制で各施術料金の60~75%がセラピストに支払われ、HPには<アロマトリートメントでお客様を癒すお仕事になります、風俗店では無いので性的サービスは一切御座いません>と明記されていた。
「店は全室ワンルームで、それぞれ複数の部屋を借りて営業していた。3店舗とも最寄り駅から徒歩数分圏内。看板は一切出さず、完全予約制にしてネットで集客し、当日、店の近くから電話するシステムで非通知だと受け付けなかった。この手の店は個室なので摘発が難しく、今回はタレコミがあり、内偵捜査をしていた。店名を変えながら10年ほど続く老舗の人気店です」(捜査事情通)
メンズエステ店をめぐっては、今月4日にも都内7カ所で店を経営して5億円以上荒稼ぎしていた風俗店経営者が、同じ容疑でパクられている。
場所と女の子、マットなどをそろえ、HPで宣伝すればすぐに始められるため、最近はマンション営業の「リラクセーションエステ」が急増している。
「セラピストたちは肌を露出した刺激的な衣装を着用し、オプションでコスチュームをナースやパジャマ、マイクロビキニなどにチェンジできる店もある。コロナで飲食店などの仕事を失った女の子も多く、風俗店は抵抗があるが、エステ店ならということで働き始める子もいます。中には裏オプションで本番行為を持ち掛けてくるセラピストもいる。2人きりの空間で施術時間もたっぷりあり、本人さえ黙っていれば、誰にもバレませんから。客も掲示板などでどこまでできるか、情報を共有しています」(利用客)
どうりで街中に「メンズエステ店」があふれ返っているわけだ。
(日刊ゲンダイ)
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