桃田貴徳被告(52)が同居していた小野真由美被告と共謀して孫の優陽ちゃんを虐待して死亡させたとして懲役6年の判決。
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児童虐待
同居相手の2歳の孫を監禁して熱中症で死亡させた男に懲役6年の判決が言い渡されました。
判決によりますと、桃田貴徳被告(52)は、同居していた小野真由美被告(47)と共謀して、去年6月に大阪府富田林市の集合住宅で、小野被告の孫・優陽ちゃん(当時2)の両手足を粘着テープで縛り、四方にベニヤ板を張ったベビーサークルに35時間にわたり監禁、熱中症で死亡させました。
監禁中、桃田被告と小野被告らは外泊していました。
裁判で桃田被告側は「ベビーサークルに入れていないし縛っていない」「優陽ちゃんの養育は小野被告やその四男(当時高校1年)らが担っていて、桃田被告は部外者だった」などとして、無罪を主張していました。
今年12月13日の判決で大阪地裁堺支部は、粘着テープで縛る行為など主導的な役割を果たしたのは小野被告だったとしたものの、「ベビーサークルの改造に関わっていた」「優陽ちゃんにわずらわされることなく小野被告らとユニバーサル・スタジオ・ジャパンで遊ぶためなどに監禁を認めていた」などとして、桃田被告にも逮捕監禁罪と保護責任者遺棄致死罪が成立すると認定。
懲役6年を言い渡しました(求刑は懲役7年)。
(MBS)
桃田貴徳被告(52)
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