福岡市東区の西部ガス入居ビルが工藤会に撃ち込まれる。
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最終更新日:2023/11/08
ヤクザ・マフィア
6日午後10時50分頃、福岡市東区東浜1の「ニシコービル東浜」で、「拳銃の発砲音がした」と110番があった。
福岡県警東署員が駆けつけたところ、2階の玄関ガラスに少なくとも5発の銃弾が撃ち込まれた跡があった。
けが人はなかった。
ビルは8階建てで西部ガスと関連会社が入居。
発砲音がした当時、社員約10人がいたがけがはなかった。
社員がビルの外に出てみると、玄関ドアのガラス戸がひび割れていたという。
7日朝には、同市南区長住6丁目の西部ガス専務の鬼山愛邦(ちかくに)さん(61)宅の敷地内にある親類宅の板壁に少なくとも3か所の弾痕が見つかった。
けが人はなかった。
県警は暴力団による同社を狙った連続発砲事件とみて調べている。
西部ガス本社広報室は7日午前、報道陣に対し、今年2月4日に同社あてに脅迫状が郵送で届いていたことを明らかにした。
北九州市に建設を予定しているLNG(液化天然ガス)受け入れ基地建設事業に関するもので特定のゼネコンの名前も書かれていたという。
専務は、この事業を推進する基盤整備プロジェクト部を担当していたという。
捜査関係者によると、脅迫状には未使用の銃弾1発が同封されていた。
西部ガスを巡っては、2007年2月にも、北九州市小倉北区の新築ビルと福岡市博多区の本社が入る複合ビルに銃弾が撃ち込まれる事件が起きている。
県警によると、同社が北九州市に建設予定の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の関連工事を巡り、暴力団工藤会とトラブルになっていたとの情報があり、今回の発砲事件との関連を調べている。
同工事は6月に着工予定で総事業費は700億円。
西部ガスによると、今年2月、LNG受け入れ基地工事に関し、特定の大手ゼネコンの名前を挙げて「工事を受注させろ」といった内容の脅迫文が送りつけられていたという。
福岡県内での発砲事件は今年6件目で全国最多。
1日には、全国で初めて暴力団に資金提供した企業や個人に罰則を科すことを盛り込んだ県暴力団排除条例が施行されたばかりだった。
県警の発表によると、6日夜、数回、発砲音がした後、走り去る黒っぽい原付きバイクが目撃されている。
運転していたのは男とみられ、黒っぽいウインドブレーカーを着て、白色のフルフェースのヘルメットをかぶっていた。
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