元山口組弘道会幹部の山本康仁が経営する建設業「康仁」が虚偽の申請書類を県に提出して一般建設業の許可を受けたとして逮捕。
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最終更新日：2023/10/25
ヤクザ・マフィア
虚偽の申請書類を県に提出し、一般建設業の許可を受けたとして、愛知県警捜査4課などは22日までに、建設業「康仁」（名古屋市港区）の実質的な経営者で元山口組弘道会幹部の山本康仁容疑者（41）ら5人を建設業法違反容疑で逮捕した。
ほかに逮捕されたのは同社役員の神野陽一容疑者（40）と小林正一容疑者（41）、行政書士の山田慎吾容疑者（26）、ドイツ国籍で自称コンサルタント業のウィルヘルム・ランゲ容疑者（63）。
同課によると、山本容疑者は「申請はランゲ（容疑者）に一任していた」と容疑を否認。小林容疑者は「自分が役員であることも全く知らない」と供述しているという。
同課によると、「康仁」は2009年3月以降、人材派遣業などで弘道会系の企業に数千万円を提供していたとみられる。
同課は元請け業者として一定金額以上の工事を受注できる一般建設業の許可を受けてさらに資金提供しようとした可能性があるとみて捜査している。
5人の逮捕容疑は09年2月、小林容疑者を「康仁」の経営業務の管理責任者や専任技術者とする虚偽の書類を愛知県建設部に提出、一般建設業の許可を受けた疑い。
（日経新聞）
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