山口組淡海一家総長の収監を免れさせるため、検察庁に病状を偽った回答書を出したとして、虚偽診断書作成・同行使の罪に問われた医師の全栄和被告に無罪判決。

公開日: : 最終更新日:2023/10/23 ヤクザ・マフィア

京都地裁は19日、六代目山口組淡海一家総長の収監を免れさせるため、検察庁に病状を偽った回答書を出したとして、虚偽診断書作成・同行使の罪に問われた医師の全栄和(チョン・ヨンファ)被告(63)の判決公判が京都地裁で開かれた。

 

斎藤正人裁判長は「回答書が虚偽だと判断するには合理的な疑いが残る」として、無罪を言い渡した。

 

求刑は禁錮1年6月だった。

 

公判で検察側は「腎移植前の検査結果を流用して回答書を書いた」と主張。これに対し斎藤裁判長は判決理由で「検査の時期を明示せずに結果を記載したことが不適切だったことは否定できない」としたものの、「過去の結果を参考に(不整脈の一種である)心室期外収縮が現在も起きていると考えて記載したと考える余地もある。医学的・客観的に真実に反することにはならない」と判断した。

 

また、組長から金品を受け取っていたことから虚偽の回答書を作成する動機があったとの検察側の主張についても、「そのような動機の存在があるとしても、虚偽の回答をしたと推認させる力はきわめて弱い」として退けた。

 

被告は、京都市下京区の康生会武田病院で、淡海一家総長の高山義友希受刑者(62)の担当医をしていた2016年1月~2月、大阪高検からの病状に関する照会に「心室性不整脈はかなり重篤」などとする虚偽の回答書を提出したとして起訴された。

 

事件では、京都府立医大病院の前院長ら2人も虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検されたが、不起訴処分となっており、一連の事件で起訴されたのは被告だけだった。

 

(暴力団ニュース)




関連記事

no image

張本誠治と横浜市の光永康介がアメリカから1億8000万円相当の覚醒剤を密輸したとして逮捕(中京テレビ)

張本誠治容疑者(48)と横浜市の無職・光永康介容疑者(35)   アメリカから

記事を読む

no image

長野県松本市南原の山口組組員の野口が女性を殴ってケガをさせたとして逮捕(長野放送)

7月12日、知人女性を殴ってけがを負わせた疑いで長野県松本市の暴力団組員の男が逮捕されました。

記事を読む

no image

大阪市平野区加美北9丁目の路上で職務質問をしようとした布施署の男性巡査長をドライバーで刺したとしてベトナム人のグエン・スアン・バン容疑者を公開手配(時事通信)

大阪市平野区の路上で3日、職務質問しようとした大阪府警布施署の男性巡査長(32)が男に刺された事件で

記事を読む

no image

熊本市の四代目大久保一家総長の後藤昭裕ら6人が中央区のマンションに拳銃7丁と実弾156発を所持していたとして逮捕(暴力団ニュース)

熊本県警熊本南署と県警組織犯罪対策課などは18日までに、熊本市中央区のマンションに、拳銃7丁と実弾1

記事を読む

no image

旭琉會二代目ナニワ一家組員が知人男性に不当に金銭を要求したとして逮捕(暴力団ニュース)

沖縄県警那覇署は14日、知人男性に不当に金銭を要求したとして、指定暴力団・旭琉會「二代目ナニワ一家」

記事を読む

no image

共政会守屋組組員の渕上一真が振り込め詐欺の被害金が入金された口座から現金を引き出したとして逮捕。

振り込め詐欺の被害金が入金された口座から現金を引き出したとして17日、広島市の暴力団組員が窃盗の疑い

記事を読む

no image

住吉会副理事長の長谷川晃と住吉会系組員の小林達也が損害保険会社から89万円を騙し取ったとして逮捕。

交通事故で働けなくなったと偽って休業補償金をだまし取ったとして、警視庁池袋署は4日、詐欺の疑いで、東

記事を読む

no image

水戸市が山口組一心会三瓶組事務所を買い取り(暴力団ニュース)

茨城県水戸市は27日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組「三代目一心会」傘下「三代目三瓶組」の事務所(

記事を読む

no image

山口組組員の三浦竜也と宮内茂利が知人男性を刃物で複数回切りつけたとして逮捕(暴力団ニュース)

茨城県警は、7月に知人男性を刃物で複数回切りつけるなどしたとして、神戸山口組系組員ら2人を殺人未遂の

記事を読む

no image

大関真悟VS関東連合の西山友紀の論点を整理。真相を考察。

大関真悟VS関東連合の西山友紀のバトルがヤード上で勃発していました。  

記事を読む







  • チャンネル登録はこちら

     

  • 神奈川県で教師をしていました。

    モデルや女優、レースクイーン、アイドルなど芸能界で働く女性、キャバクラや会員制ラウンジ、風俗、AVなど夜の仕事で働く女性、中高生、大学生、保育士、看護師、家出少女、児童養護施設の子どもたち、シングルマザー、ヤンキー、不登校生徒、外国人、帰国子女を中心に女性を幸せにするための国際NGOだいわピュアラブセーフティーネットをやっています。

    7000人以上の女性を幸せにしています。

    国際NGOだいわピュアラブセーフティネットは相談援助活動、心理カウンセリングなど女性のための総合ソーシャルワーク団体です。

    ジャーナリストです。

    24時間365日相談受付中。

    メール=fujio1121@yahoo.co.jp

    ライン=fujio1

    メディア出演・取材協力歴

    NHKスペシャル「女性の貧困」

    NHKクローズアップ現代「子どもはどこへ消えた」

    共同通信「U30のコンパス」

    米TIME誌「女性の貧困について」

    NHKスペシャル「若者失踪3万人」

    講演歴

    日本財団

    全国妊娠SOSネットワークさん

    支援企業

    英投資銀行バークレイズ

  • wpp header='人気記事ランキング' post_type='post,page' limit=50 range='daily' order_by='views' stats_views=0