住吉会領家一家特別相談役の石田弘之ら7人が休業補償給付金を騙し取ったとして逮捕。
埼玉県内の工事現場で作業中にけがをしたと偽って労災保険を申請し、休業補償金およそ430万円をだまし取ったとして、住吉会領家一家幹部の男らが詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、住吉会領家一家特別相談役の石田弘之容疑者(61)や、さいたま市の古紙回収業の逆井直樹容疑者(54)ら男5人です。
警察によりますと、石田容疑者らはおととし6月、埼玉県川口市で店舗の補修工事の作業中にけがをしたと偽って、労働基準監督署に逆井容疑者の名義で労災保険を申請し、休業補償金およそ430万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。
警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
警察によりますと5人は個人で仕事を請け負い建設現場などで働くいわゆる「一人親方」として労災保険を申請していたということです。
石田容疑者らは同じような手口でおよそ320万円をだまし取ったとして、詐欺の罪で逮捕・起訴されています。
(暴力団ニュース)
埼玉県警組織犯罪総合対策本部と川口署は14日までに、労働基準監督署に虚偽の労災を申告して休業補償給付金をだまし取ったとして、住吉会領家一家特別相談役の石田弘之(61)=川口市桜町1丁目=ら男7人を逮捕、再逮捕した。
逮捕、再逮捕容疑は共謀して2016~17年、川口市内などの工事現場で、工事に従事していないのに業務中に負傷したと偽り、計14回にわたり、さいたま労働基準監督署に虚偽の請求書を提出して休業補償給付金など計774万円をだまし取った疑い。
県警は認否を明らかにしていない。
県警組織犯罪対策課によると、男らは個人で仕事を請け負って建設現場などで働く「一人親方」の労災保険の特別加入制度を悪用していた。
負傷を装ったのは男3人。県内の特別加入団体に加入した上で、工事現場を確認し、打撲など虚偽の負傷状況を考案。
医療機関を受診して労災を申請し、男3人の口座に振り込ませていた。一部の骨折を除き負傷自体もうそだった。
17年11月下旬、県内に住む男性から川口署に情報提供があり、埼玉労働局との情報共有や関係者の聴取などから、7人の犯行を特定した。
県警は7人の関係や役割のほか、余罪についても調べる。
労災保険制度を悪用していたことから、労働局とも情報交換しているという。
(暴力団ニュース)
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