工藤会の野村悟総裁と工藤会の金庫番の山中組組長の山中政吉が3億2067万円を脱税したとして野村悟総裁に懲役3年、罰金8000万円、山中政吉に懲役2年6カ月の判決(暴力団ニュース)
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最終更新日:2023/09/03
ヤクザ・マフィア
工藤会の上納金を巡って3億2067万円を脱税したとして、所得税法違反に問われた工藤会トップで総裁、野村悟被告(71)に対し、福岡地裁(足立勉裁判長)は18日、懲役3年、罰金8000万円(求刑・懲役4年、罰金1億円)を言い渡した。
福岡県警が工藤会壊滅を目指して2014年9月に始めた「頂上作戦」以降、野村被告への判決は初めて。
野村被告は元漁協組合長射殺など4事件でも殺人罪などで起訴されており、来春以降開かれる公判にも影響を与えそうだ。
判決は「野村被告の収入は工藤会の威力を背景に建設業者などから継続的に供与された上納金に由来し、悪質だ」と述べ、建設業界やパチンコ業界などからのみかじめ料を資金源に、不正蓄財と組織維持を図ってきた野村被告を批判した。
暴力団特有の「上納金徴収システム」を巡って組織トップの脱税が認定されるのは極めて異例だ。
ともに同法違反に問われた、工藤会の「金庫番」で同会幹部の「山中組」組長の山中政吉被告(67)は懲役2年6月(求刑・懲役3年6月)とした。
野村被告は判決を不服として控訴する方針。
山中被告は即日控訴した。
実態が不透明な上納金を個人所得として問えるかが公判の焦点だった。
判決は、野村被告の資金分配を見たという元工藤会関係者の証言を基に、上納金が
前総裁に3割
野村悟被告に3割
他の幹部らに3割
工藤会に1割
分配されていたと認定。
山中被告が管理していた幹部ら以外の三つの口座への入金記録とも整合していることを踏まえ、うち一つが野村被告の取り分だったとした。
そのうえで、野村被告の口座の金が愛人のマンション購入などに使われたことなどから野村被告の個人所得だったと認めた。
さらに、入った金は野村被告の「雑所得」に当たるのに隠して申告せず、不正行為を認識していたことは明らかだと指摘した。
判決によると、両被告は共謀し、10~14年の収入のうち8億990万円を隠して所得税3億2067万円の支払いを免れた。
(暴力団ニュース)
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