幻の稲川会5代目組長、稲川英希さん。2006年に稲川会分裂の危機。
幻の稲川会5代目組長が稲川英希さんです。
稲川英希さんは稲川会の創設者、稲川聖城さんの孫になります。
稲川聖城さんはCIAエージェントの児玉誉士夫さんの舎弟で、稲川聖城さんもCIA、イルミナティのエージェントでした。
稲川聖城さんや2代目の石井さんは太平洋戦争中はイルミナティのエージェントの米内光政海軍大将の部下として横須賀鎮守府で働いていました。
英希さんも大学卒業後にイギリスに留学していたことや、名前にイギリスの英の字が入っていることからもCIA、イルミナティのエージェントだった可能性が高いと思います。
英希さんは高校時代はジョーカーズという横浜の暴走族で永野さんと共に活動していました。
ジョーカーズは200人以上が所属していた暴走族だそうです。
英希さんは東海大学時代はギャルサー、パラパラサークルに所属しており、メンバーには歌舞伎町5人衆最大領袖の工藤明生さん、住吉会福田会長の息子の福田雄彦さん、前田警視総監の息子、芸能プロダクションのジェイドラ社長の丹崎さんなどがいました。
英希さんの後輩にはプラチナムプロダクション幹部でセキュリティ会社ボンズの幹部の中村淳平さんやバーニング系エーチーム(エーライツ)取締役の池田隼人さん、ゆきぽよさんの事務所デルタパートナーズの社長の小泉宗弘さん、国民主権党ナンバー2の粒あんさん、戸田市議スーパークレイジー君の選挙参謀さん、元TBSアナウンサーの田中みなみさんなどがいました。
英希さんの所属していたギャルサー、パラパラサークルを上で仕切っていたのがバーニングやエイベックスでした。
英希さんは大学を卒業後、イギリスに留学します。
そして24歳でヤクザになります。
お父さんの稲川会3代目の稲川裕紘さんから岡山県笠岡市の浅野組にヤクザ修行に出されました。
しかし待遇などに我慢ができずすぐに関東に帰ってきてしまったそうです。
稲川裕紘さんはそんな英希さんを叱ることはなかったそうです。
英希さんは小学生の頃から組員たちにロールスロイスで送り迎えされていて、川崎競馬や川崎競輪で1日数千万円使うような生活をしていたので、軍隊的なヤクザ修行は耐えられなかったのでした。
英希さんは稲川会に入り、とんとん拍子に出世を重ねていき、27歳の頃には稲川会のナンバー2である本部長にまで出世していました。
2005年には自分が組長の稲川一家を立ち上げます。
他の稲川会の有力組織から有能な組員を引き抜いてきて、組員数は400人以上にものぼりました。
この頃が稲川英希さんの極道人生の全盛期でした。
順調だった稲川英希さんの極道人生ですが、2005年にお父さんの稲川会3代目稲川裕紘さんが急死したことから暗転していきます。
稲川裕紘さんの亡き後は千葉県船橋市を縄張りとする稲川会七熊一家総長の角田吉男(つのだよしお)さんが引き継ぐことが既定路線となっていました。
しかし反角田派の静岡県沼津市を縄張りとする稲川会大場一家総長の長橋歳季さんが裕紘さんの奥さんの稲川信子さんに角田吉男さんはとんでもない人物だということを吹き込みます。
それにより英希さんは20代の若さで稲川会の後継者レースに名乗りをあげるはめになってしまったのでした。
稲川会の後継者レースには稲川裕紘さんの側近だった千葉県館山市を縄張りとする稲川会一の武闘派組織と言われた岸本一家総長の岸本卓也さんや東京都大田区や目黒区、品川区を縄張りとする碑文谷一家組長の熊谷正敏さんが英希さん側についたことから稲川会を二分する対立に発展することとなりました。
2006年7月19日七熊一家総長の角田吉男さんを稲川会4代目とする継承式が横浜市の稲川会組事務所で行われました。
同じ日の同時刻に静岡県熱海市の稲川会本家で稲川英希さんを5代目とする継承式が行われました。
稲川会が完全に真っ二つに分裂していたことがわかります。
しかし稲川会初代で英希さんのおじいちゃんである稲川聖城さんが孫を見限り、角田吉男さんを支持することを表明しました。
これにより稲川会の分裂は防がれ、稲川英希さんは引退を余儀なくされてしまったのです。
稲川会の中でも英希さんを支持していた人たちは引退や降格をさせられてしまいました。
岸本一家総長の岸本さんは引退、熊谷組長も降格させられてしまいました。
英希さんは現在はカタギとなり静岡県熱海で建築業の会社を経営されているようです。
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