少女たちのセーフティーネット
家のない少女たち [ 鈴木大介 ]や援デリの少女たち [ 鈴木大介 ]や彼女たちの売春 [ 荻上チキ ]、神待ち少女/黒羽幸宏【1000円以上送料無料】など少女の闇について書かれた本を読みました。
援デリをやってる少女も、路上でワリキリをやってる少女もそれぞれが心の中に闇を抱えているということです。
それは、家庭の虐待がありどうしても家に帰れないことや、施設の人間関係が悪くて行き場がないこと、学校での友人関係などのトラブルなど様々です。
どの本を読んでも、援デリや、神の存在が彼女たちにとってのセーフティーネットになっているということです。
援デリの隆盛も、元は援交をしていた少女たちや、出会いカフェにいた少女たちです。
それらが規制されたため、行き場をなくした少女が援デリに走っています。
これは、例え行政が彼女たちを規制しても、彼女たちはセーフティーネットを求めて、新たな収入源の確保にまい進します。
体を売らない少女たちにしても、同様で、最初は出会いカフェでお茶を飲むだけで5000円もらっていたのがなくなったので、見学クラブに行き、そこがなくなるとJKリフレへ。
そこもなくなった今JKビジネスをやっていた少女たちは個人売春、援助交際、ドヤ街での売春に流れました。
行政とのイタチごっこが続いているのです。
漂白される社会 [ 開沼博 ]にも書かれていましたが、警察は、キャバや風俗、スカウトなどに対して、18歳以上であれば、ある程度大目に見てくれています。
しかし、そこがミテコ(未成年)を使ってるとなると、「子どもたちの健全な育成」という名目に違反したということで、目の色を変えて摘発に動いてきます。
しかし、開沼さんや上記の先生たちがおっしゃられているように、彼女たちはミテコであっても、自らの意思で売春することを選び取っています。
行政や社会が彼女たちの「健全な育成」を思ってしている規制が、実際のところ彼女たちを追いこんでしまっています。
逆にその規制があるため、18歳以上はなんでもオッケーみたいな感じになっています。
17歳が子どもで18歳が大人なのかというと、それは違うと思います。
17歳はAVに出たらダメだけど、18歳はAVに出てもいいというのはおかしいと思います。
メキシコでは12歳、スペインでは14歳からSEXをしてもいいそうです。
日本でも江戸時代は14歳でSEXして嫁に行っていたそうです。
それが近代化の中で、いつのまにか18歳以降でないとSEXをしてはいけないみたいな感じになってきました。
何の根拠もない中に。
彼女たちの健全な育成をしたいのであれば、そういった規制はできる限り取り払うべきだと思います。
その上で、キャバをやるか風俗をやるかは自由意思での選択にすればいいと思います。
現在のように、行政のセーフティーネットが機能していないのであれば、そうするしかないでしょう。
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