ロッキード事件はアメリカの田中角栄失脚の謀略。
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最終更新日:2019/06/13
政治, 歴史, 社会, 陰謀・謀略・未解決事件・冤罪事件
NHK未解決事件シリーズのロッキード事件がめちゃくちゃ面白かったです。
NHKオンデマンドにもあるのでぜひ見てみてください。
1976年2月に発覚したロッキード事件はアメリカの田中角栄失脚の謀略ですね。
当時田中角栄は小学校卒で土建屋から立身出世して身を立てた人物としてカリスマ性があり、庶民から絶大な人気を誇っていました。
田中角栄は総理就任前から中国との関係回復を行うことを明言しており総理就任後はアメリカが反対する中、中国に訪問して周恩来と会談し日中共同声明を発表し日中国交正常化を実現します。
これはアメリカよりも先に中国との国交正常化をするという異例のことでした。
また田中はソ連にも鳩山一郎以来初めて訪問しブレジネフ共産党書記長と会談しシベリア開発で合意します。
中東戦略もイスラエル支持からアラブ諸国支持に転換しイランからの直接原油の輸入の道を開きエネルギーの直接確保を実現しました。
イランのアザデガンの油田開発にも着手しました。
これらはアメリカの意向とは正反対のものでありアメリカとしては田中許すまじ!という事態となったのです。
そのためアメリカは田中潰しとしてロッキード社とCIAエージェントの児玉誉士夫さん、丸紅を使い航空機トライスラーとP3C導入に伴い田中角栄に5億円のワイロを送ります。
その後アメリカはCIA日本支局と言われる東京地検特捜部を使い田中角栄を逮捕します。
これによりアメリカは田中角栄潰しに成功するのです。
さらにロッキード社はニクソン大統領とキッシンジャー大統領補佐官の地元カリフォルニアにあり赤字経営だったロッキード社を立て直すのにも一石二兆だったのです。
ロッキード社長のコーチャンは児玉を私の国務省だと語るくらい信頼を置いていました。
ロッキードの最大の疑惑と言われたロッキード社から児玉への21億円のP3Cの資金提供は闇に消えたままです。
アメリカ側から日本側にもたらされたロッキード事件の詳細にはP3Cの児玉への21億円の資金提供の部分が完全に省かれていたからです。
これはつまりアメリカは田中角栄を潰すためにロッキードの疑惑を日本側に提供したということですね。
そしてアメリカ側はロッキード社や児玉や小佐野のようなCIAのエージェントは逮捕させないようにしていたことがわかります。
ロッキード事件ではアメリカ側の意に沿わない人たちの多くが謎の死を遂げています。
ロッキード事件はアメリカによる謀略だと追及していた日経新聞記者の高松康雄さんは自宅で変死しています。
トライスラーとP3C導入の仲介をした丸紅の輸送機械副部長松井直さんが突然口から泡を吹き変死しています。
児玉誉士夫さんの側近でロッキード社とやり取りをしていた福田太郎さんが急死しています。
田中角栄さんの運転手の笠原正則さんも一酸化炭素中毒で変死しています。
ロッキードの全日空ルートの裁判を担当していた金隆史裁判長が結審を間近に東京地裁4階のトイレで急死します。
ロッキード事件はアメリカの謀略だと主張して吉田茂、重光葵、佐藤栄作、岸信介など清和会系親米派を批判していた政治評論家の戸川猪佐武さんも自宅で変死しています。
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