新宿セントラルクリニックの院長の林道也が性感染症にかかっているとウソの診断をして治療薬の代金を騙し取ったとして逮捕。
公開日:
:
最終更新日:2023/11/25
特殊詐欺
「性感染症にかかっている」と都内の男性にうその診断をし、治療薬の代金をだまし取ったとして、東京・新宿にある診療所の69歳の院長が詐欺の疑いで逮捕され、警視庁は、院長がうその診断を繰り返し、ほかにも同様の被害が出ていると見て調べています。
調べに対し、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京・新宿にある診療所、新宿セントラルクリニックの院長の林道也容疑者(69)です。
警視庁の調べによりますと、林院長は5年前の平成24年9月から12月までの間に、性感染症の検査を受けた都内の男性に対し、実際には性感染症にかかっていないのに、「検査結果は陽性だ」とうそを言って、本来は必要のない治療薬を処方し、薬の代金およそ2万6000円を支払わせてだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
これまでの調べで、林院長は、感染しているかどうかの基準となる数値を書き換えて、結果が陽性と見せかけていたということです。
警視庁は、うその診断を繰り返し、ほかにも同様の被害が出ていると見て詳しいいきさつを調べています。
警視庁によりますと、調べに対し、林院長は「間違っている。あとで説明する」と供述し、容疑を否認しているということです。
この診療所を巡っては、「うその診断をした」として、これまでに3人への損害賠償を命じる判決が出ているほか、賠償を求める別の訴えも起こされています。
新宿セントラルクリニックの院長の林道也容疑者(69)
関連記事
-
-
テキシアの460億円投資詐欺事件でテキシア会長の銅子正人や野内組舎弟頭補佐の松浦誠治(中村外喜治)ら11人を逮捕。
愛知、岡山両県警は22日、テキシアジャパンホールディングス(千葉市)の投資詐欺事件で、山口組弘道会野
-
-
カンボジアの特殊詐欺グループの大半は軟禁されていた(時事通信)
カンボジアを拠点とする特殊詐欺事件で、警視庁に逮捕された詐欺グループのメンバーとみられる19人のうち
-
-
本多努が4人から130万円を騙し取ったとして懲役2年4カ月の判決。
高齢者らを狙って詐欺の電話をかける「かけ子」、現金を受け取る「受け子」などの役割を全て1人で行い、4
-
-
ガールズバーの店長だった清水翔太が従業員にいいがかりをつけて特殊詐欺をさせたとして逮捕。
ガールズバーの店長だった男が、店のルールを破った従業員に出し子をするよう指示して、特殊詐欺をさせた疑
-
-
宮崎第一信用金庫の元職員の大久保勇哉が250万円を騙し取ったとして逮捕。
融資金として現金250万円をだまし取ったとして、宮崎第一信用金庫の元職員の男が詐欺の疑いで逮捕されま
-
-
田越勇気と吉田慎太郎が電車内で男性のバッグからクレジットカードを盗み40万円近く買い物をしたとして逮捕。
JR山手線の電車内で、寝ていた男性のバッグから盗んだクレジットカードなどを使い、コンビニ店で加熱式た
-
-
鹿児島県霧島市の派遣社員の岩元麻樹が富山県黒部市の高齢女性からキャッシュカードを騙し取ったとして逮捕(富山テレビ)
市役所の職員などとかたり、黒部市の80代の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、41歳の鹿児
-
-
警察庁が特殊詐欺の容疑者13人の顔写真を公開。
警察庁が特殊詐欺の容疑者13人の顔写真を公開していました。 犯人は、令和5
-
-
和歌山県文化振興財団管理業務課副主査の磯部知宏が4万円を騙し取ったとして逮捕。
和歌山県文化振興財団は28日、県民文化会館(和歌山市小松原通1丁目)の利用者に、人件費を架空請求して
-
-
暴力団関係者の垣内英明が還付金詐欺を行ったとして逮捕(暴力団ニュース)
暴力団関係者の垣内英明(31)=東京都新宿区= 神奈川県警は、医療費の還付