地上げの原資を東京三菱銀行と系列のノンバンクなどが融資していた。
バブル期さながらの「地上げ」の原資となった約230億円にのぼる巨額の資金は、東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)と系列ノンバンクなどが融資したものだった。
遠藤修被告は複数の同行幹部と親交があり、融資の窓口となった同行支店の支店長らを高級すし店などに招き、接待を繰り返していたとされる。
同行関係者は産経新聞の取材に接待の事実を認めているが、「遠藤被告は暴力団組員ではないことを警察などで確認した」と説明し、融資に問題はなかったとしている。
だが、遠藤被告は平成3~4年、暴力団組長と一緒に横浜市内の自動車学校敷地で地上げを計画していた事実が民事訴訟で認定されており、融資の審査段階でも当然認識できたとみられる。
バブル期に暴力団による地上げをあおったとして批判を浴びた銀行業界は、バブル崩壊後、反社会勢力との取引に神経をとがらせてきたはずだった。
捜査当局は近年、証券市場などで反社会勢力の資金獲得に協力する一般人を「共生者」と呼んで、問題視している。
暴力団そのものではないとしても、グレーゾーンの人物と巨額の取引をしていた事実は、銀行側の倫理感の欠如を示していると言わざるを得ないだろう。
(産経新聞)
関連記事
-
-
連続強盗事件の渡辺優樹と今村磨人の経歴。
連続強盗事件の渡辺優樹と今村磨人の経歴です。
-
-
神戸山口組健国会組員の小椋慶一が長田区の住宅街で拳銃を発砲したとして懲役10年の判決。
神戸地裁は7日、2018年に兵庫県神戸市長田区の住宅街で拳銃を発砲したなどとして、銃刀法違反などの罪
-
-
稲川会二代目髙橋組組員の浅野国明が生命保険を契約したとして逮捕。
2017年5月、暴力団員であることを隠して、生命保険を契約したとして、暴力団稲川会系の53歳の男が逮
-
-
江戸川区の無職の石田将大ら3人が堺市の80代の男性から2500万円を騙し取ったとして逮捕。
息子を装って「会社の金を使い込んだ」などとうその電話をかけ、80代の男性から現金2500万円をだまし
-
-
横浜の狂犬の黒石高大VSこめお。
横浜の狂犬の黒石高大VSこめお。 あそこで決めるのがさすが黒石高大ですね。
-
-
TOMOROが安倍昭恵さんとの親密な姿をユーチューブにアップ。
TOMOROが安倍昭恵さんとの親密な姿をユーチューブにアップしていました。
-
-
関東連合の西山さんがナイトさんと電話配信。大関さん、前澤さん、小山恵吾さんについて言及。
関東連合の西山さんがナイトさんと電話配信していました。 大関さんについては
-
-
山口組伊豆組源心会幹部の山下雄博が17歳の少年2人を宗像市の組事務所で寝泊まりさせたとして逮捕(日経新聞)
家出中の17歳の少年2人を組事務所で寝泊まりさせたとして、福岡県公安委員会は5日、暴力団山口組伊豆組
-
-
小山恵吾さんに脅迫されました。。
小山恵吾さんにゴールデンウイーク中に電話をしたときに、こちらの態度が気に入らなかったらしく、「その態
-
-
前澤ファンドの前澤がひま部で小中学生を漁っていたロリコンであることが明らかに。前澤が小中学生の売春組織を経営している疑惑が深まる。
前澤ファンドの前澤がひま部という小中高生限定のSNSで小中学生を漁っていたロリコンであることが明らか