安田種雄さんのお父さんが都内で記者会見(JCASTニュース)

週刊文春が報じた木原誠二官房副長官(53)の妻の元夫である安田種雄さん(享年28)の不審死事件について、安田さんの遺族が2023年7月20日、警察に再捜査を希望する上申書を提出したことを、東京・霞が関の司法記者クラブでの会見で報告した。

 

7月5日付「文春オンライン」の記事によれば、木原氏の代理人弁護士が司法記者クラブに「御通知(至急)」と題した文書を送付し、「事実無根の内容」などと批判。

 

また、週刊文春を発行する文藝春秋(東京都千代田区)を刑事告訴するとした。

 

木原氏側の対応について、安田さんの遺族は「私たちが今ここにいるのが事実というか全てで、事実無根ではありません。

 

そして、訴えるのではなくて説明をしてほしいです」などと思いを語った。

 

「もし何もないのであれば説明できるのではないか」  

 

会見で明かされた事件の経緯によると、安田さんは06年4月10日、文京区大塚の自宅で遺体で発見された。

 

警察は当初、覚せい剤の乱用による自殺と見立てていた。

 

その後18年4月、警視庁捜査一課が安田さんの不審死事件について再捜査を開始したが、同年12月に捜査が縮小されたという。

 

読み上げられた遺族コメントで、安田さんの父は「種雄の死の真相はいまだに解明されていません。私は、ただ真実が知りたいのです」などと訴えた。

 

また、安田さんの傷が喉元から肺にまで達していたにもかかわらず、足元にナイフが丁寧に置かれていたことなどに疑問を呈した。

 

安田さんの父は、最後に「テレビ局や新聞社の皆様には、この事件に関心を持っていただき、広く報じていただけますよう、心よりお願い申し上げます」と伝えた。

 

7月5日付「文春オンライン」が報じた、木原氏の代理人弁護士が司法記者クラブに送付した「事実無根」などの内容に対する思いを報道陣から尋ねられると、安田さんの姉は「私たちが今ここにいるのが事実というか全てで、事実無根ではありません。そして、訴えるのではなくて説明をしてほしいです。もし何もないのであれば説明できるのではないかと思います」と語っている。

 

(JCASTニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/55853db9bd71d5910d5c12d824fcf1cdef4b05c2




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