【追跡取材】『フリーキャッチグループ』がミナミから北新地にも…『悪質客引き』に大阪市も規制強化へ。(関西テレビ)

【追跡取材】『フリーキャッチグループ』がミナミから北新地にも…『悪質客引き』に大阪市も規制強化へ。(関西テレビ)

 

大阪の北新地で11月、悪質な客引きの取り締まりが強化されます。

 

格式ある大人の社交場で、なぜ?取材を進めると、あるグループの存在が見えてきました。

 

高級クラブや料亭が軒を連ね、整然と輝くネオンに照らされた夜の街、北新地ー

 

「カンパーイ」

 

古くから商談の場所としてビジネスマンたちが集う社交の場でした。しかし近年、この街に異変が!!

 

【記者リポート】
「あ、出てきた。やっぱりいますね。午後11時過ぎです。客引きをする人たちが徐々に現われ始めました」

 

かつてはいなかった客引きの姿…

 

【北新地社交料飲協会・東司丘興一理事長】
「このまま放置してたらミナミのようになるのではないか」

 

背後に潜むあるグループの存在。
【フリーキャッチ(20代)】
「色んな所が参入してきている。稼げるっていうイメージ」

 

北新地で今、何が起きているのでしょうか?

 

【大阪市・吉村市長(10月29日)】
「11月22日から北新地を重点地区に指定したい。悪質な客引きはやらないというのが大阪市の立場ですから許さないというのが大阪市の立場」

 

大阪市の吉村市長が高らかに宣言したのは北新地の「客引き規制」です。

 

通行人に声をかけ強引に店に連れて行こうとする悪質な客引き。

 

去年、ミナミで取材をしていた記者も…

 

男性:飲み屋お探しないですか。どこいかれるんですか?
記者:決めてないです
男性:決めてないんですか。決めてないのにどこ行くんですか?
記者:めっちゃついてくるじゃないですか!

 

男性:飴ちゃん食ってください。美味しんで
男性:なんで食べないんですか
記者:おなかすいてない

 

記者:なんでついてきてくれる?
男性:行ってくれるならいってほしいですもん僕的には

 

つきまとわれること「20分」…、大通りに出てやっと、離れていきました。

 

【街の人は…】
【男性】
「お姉さんがいる飲み屋に行きましょうって連れていかれて気づいたら朝でゴミ捨て場にみぐるみはがされてお金とか全部なくなってました」

【男性】
「普通の飲み屋やって1人40分3000円で4人で行ったら、請求されて出るときに『16万円』、『16万円』って…」

 

観光都市として安全で安心なまちにするために―。

 

大阪市では4年前に施行された条例で公共の場所での強引な客引きやスカウト行為などが禁止に。

 

中でもミナミやキタの繁華街の一部では悪質な客引きを繰り返すと5万円以下の罰金が科せられることもあります。

 

一方、かつては客引きとは無縁だった北新地。

 

高度経済成長期のころから、3000ものバーやクラブなどが通りを埋め、マナーと品格を備えたホステスが人々をもてなしてきました。街の様相が変わり始めたのは3年ほど前のこと。

 

少しずつですが客引きの姿が目立つようになり、11月22日から客引き規制の重点地区に指定されることになったのです。

 

【北新地社交料飲協会・東司丘興一理事長】
「高級な社交街というのがこの街のベーシックなスタンスですね。大衆店ができても見向きもされないから消えていくのが過去の北新地ですけど、そういう自浄作用がありませんから、残念だけど。重点地区という風にやらないと、とてもじゃないけど守り切れない」

 

北新地で生まれ育ち、飲食店を経営する徳永しんすけさん、この街には人一倍思い入れがあります。

 

【徳永しんすけさん】

「元々祖父が昭和32年にクラブジローというクラブをここで開業したので次、母親その後継ぎまして私が3代目で引き継いでいる。お客さんからも最近の北新地は荒れてきたなと言われたのでショックだなと思います」

 

街の誇りが失われようとしているー

 

危機感を募らせた有志たちは警察OBと協力し、週に2回、パトロールを行ってきました。

 

【警察OB】
「どこのお店?」
【女性】
「普通に待ってるだけです」
【警察OB】 
「待ってるだけ?チラシ配りなら許可とらないといかんしな」
【別の警察OB】
「客引き行為は全て取り締まりの対象になるから。強引なところもあるんやし」

 

時には客引きをさせていた飲食店にも出向きます。

【徳永さん】
「客引き防止の重点地区になることはご存知ですか?」
【店員】
「知ってます。上(の人間)は知ってる」
【理事長】
「北新地をいいまちに改善するのにご協力いただきたい」

 

しかし、できるのは注意を促すだけ…。街の人たちはある疑念を持ち始めています。

 

【街の人】

「客引きに関してはミナミから流れてきている。取り締まりの緩い北新地を狙ってるんじゃないかと思いますけどね」

 

取材班がミナミへ向かうと…ある集団の存在が浮かび上がりました。
それが…

 

「フリーキャッチグループ」

 

一般的に客引きはその店の従業員が路上で声掛けをします。

 

しかし、『フリーキャッチグループ』は複数の店と契約し、客の要望に応えて店まで案内し店から手数料を受け取るのです。

 

取材班は数年前からミナミでフリーキャッチグループに所属する男性に接触、その内情を聞くことができました。

 

【フリーキャッチの男性(20代)】
「たくさんグループがありますものすごく多い今は。『3人で最近作りました』みたいなグループもあれば、何十人いるところもあります」

Q:ミナミは若い人多いが?
【フリーキャッチの男性(20代)】
「若い世代なら多いのは大学生世代」

Q:お金いいんですか?
【フリーキャッチの男性(20代)】
「頑張ったらすごくいけます」

Q:一番多い時月どれくらい?
【フリーキャッチの男性(20代)】
「100何十(万円)とか…。200(万円)まではなかなかいかない」

 

Q:僕歩いてたら何とかして入れようとしているが?
【フリーキャッチの男性(20代)】
「そもそもお客さん話を聞いてくれないので、粘らないと金を稼げない」

 

そして、北新地の現状については…

 

Q:フリーキャッチ増えている?

【フリーキャッチの男性(20代)】
「最近だいぶ増えているみたい。噂はまわってきます。どこどこも新地でやってるとか、知り合いもやってる人もいますしね」

北新地へ進出するフリーキャッチグループ。街で話しかけてきた客引きからはこんな声も…

【北新地客引きの女性】
「もともとはミナミで働いてました。上からの命令でボッタクリもしてました」

 

【北新地客引きの男性】
「小遣い稼ぎのためにフリーキャッチでやってる。客引きの何が悪いのかバイト感覚なので分からない」

 

忍び寄る不穏な足音。それでも北新地の人たちには守り続けたいことがあります。

 

【北新地社交料飲協会・東司丘興一理事長】
「北新地は憧れの街でないといけないと思っています。街は大衆化すると色んな要素が加わってきます。そうなってしまってからでは遅いんです」

 

規制強化まであと3週間。北新地はどう変わるのでしょうか。

 

カンテレ報道ランナー」 2018年11月1日放送「特命報道ツイセキ」より




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