キヤノンの施設建設を巡る脱税事件で浪速コンサルタント社長の難波英雄が大光社長の大賀規久から5億円を超える報酬を得ていたことが発覚。
公開日:
:
最終更新日:2023/11/12
ヤクザ・マフィア
キヤノンの施設建設を巡る脱税事件で、裏金の運び役とされる浪速コンサルタント社長の難波英雄容疑者(61)=法人税法違反容疑で逮捕=が、暴力団関係者らによる工事妨害を防ぐなどした見返りに、大光社長の大賀規久(のりひさ)容疑者(65)=同=から5億円を超える報酬を得ていたことが大光関係者の話などで分かった。
架空領収書の発行で脱税に協力したことも判明しており、「裏」の仕事は難波容疑者、鹿島との交渉など「表」は大賀容疑者、と役割分担していた。
難波容疑者は逮捕前、周辺に「ノリちゃん(大賀容疑者)には一銭も渡していない」と大賀容疑者の関与を否定していた。
しかし、東京地検特捜部は2人が表裏一体となって脱税工作を実行したとみている模様だ。
大光関係者によると、大賀容疑者は難波容疑者について「トラブルに巻き込まれ自宅に脅迫の手紙が届いた時、警察は動いてくれないのに難波に頼んだらぴたりとやんだ」と説明していたという。
「命を助けてもらった。おれの命が1億や2億じゃ安かろう」と巨額報酬の支払いも示唆した。
捜査関係者によると、その額は5億円を超えるという。
報酬は、現金で渡されることもあったが、大光のグループ企業が施工能力のない難波容疑者の会社と共同企業体(JV)を組み、工事を受注して利益を折半することもあった。
難波容疑者側は工事をせず、暴力団関係者や周辺住民とのトラブル処理を担当していた。
難波容疑者は周囲に「(暴力団の)親分と子供のころから付き合いがある」と話し、裏世界に顔が利く人物とみられていた。
一方、捜査関係者によると、脱税を助けるため架空の領収書を発行して手数料を得る「B勘屋」としても有名。
「B勘」はブラックマネーの頭文字の「B」に「裏勘定(簿外勘定)」を組み合わせた隠語とされる。
特捜部は、大賀容疑者から渡った報酬は、B勘屋としての手数料や裏金運搬の見返りでもあったとみている。
関連記事
-
-
神田沙也加さんが三浦春馬さんがイルミナティに消された原因の1つとされるものに関わっていた。
神田沙也加さんが三浦春馬さんがイルミナティに消された原因の1つとされているものに関わっていたことが明
-
-
ふわっちというサイトは特殊詐欺、闇金、覚醒剤のマネーロンダリングのサイト。
ふわっちというサイトは特殊詐欺、闇金、覚醒剤、麻薬のマネーロンダリングのためのサイトでした。
-
-
神戸山口組健竜会組員で政治団体幹部の井上容堂と安田富男ら3人が居酒屋経営者を脅迫したとして逮捕。
大阪府警警備部は8日、居酒屋経営者を脅迫するなどしたとして、暴力行為処罰法違反の疑いで、神戸山口組健
-
-
京都市内の祇園の飲食店7店の経営者から用心棒代を受け取ったとして六代目山口組弘道会副事務局長二代目谷誠会会長の小川明広と谷誠会幹部の亀川彰宏を逮捕。
愛知県警中村署は26日、六代目山口組弘道会副事務局長二代目谷誠会会長の小川明広(58)(名古屋市千種
-
-
赤坂で8300万円が奪われた強盗致傷事件で横取りを指示したとして逮捕されていた21歳の男を不起訴(暴力団ニュース)
東京地検は、2019年1月に東京・赤坂の路上でおよそ8300万円が奪われた強盗事件で、実行役が奪った
-
-
打越スペクターの島欣邦と宮川富宏が600万円を騙し取ったとして逮捕。
息子を名乗って「税金を滞納した」などとうその電話をかけ、現金600万円をだまし取ったとして、警視庁暴
-
-
五反田のキャバクラで大田連合が店員と客を暴行して逮捕。
五反田のキャバクラで大田連合の幹部の波照間永葵さん31歳他数名が客とトラブルになり客と止めに入った店
-
-
道仁会組員の名前を告げて少年から現金を脅し取ったとして無職の米園翼を逮捕。
鹿島署は10日、道仁会組員の名前を告げて少年から現金を脅し取ったとして、住所不定、無職の米園翼容疑者
-
-
工藤会長谷川組組員の渡辺椋也と建設作業員の男が20代男性を脅迫したとして逮捕(暴力団ニュース)
千葉県警松戸署は14日、特定危険指定暴力団・工藤會傘下組員・渡辺椋也容疑者(26)=松戸市根本=と、
-
-
浪川会幹部の石津雅樹と浪川会幹部の温井重義、会社役員の西純一の3人が知人男性から1700万円相当を脅し取ったとして逮捕。
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は4日、不動産取引を巡って因縁をつけ、高級外車など計約1700万円相当を