2004年の住吉会中村会VS山口組貴広会。
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ヤクザ・マフィア
2004年に住吉会中村会VS山口組貴広会が勃発しました。
「抗争の背景」
2000年代初頭に山口組貴広会が東京の浅草に進出して以降、山口組貴広会が在京暴力団相手に暴れまわっていました。
2002年には住吉会家根弥一家のフロント企業を山口組貴広会が引き抜いたことから、住吉会家根弥一家と山口組貴広会の間で抗争が起きていました。
https://daiwaryu1121.com/post-68145/
在京の暴力団の間では山口組貴広会は中野会の悪夢の再来と呼ばれていました。
山口組貴広会は末吉隆秀組長率いる大末総業、川口京孝組長率いる川口総業が有力組織でした。
「抗争勃発」
2004年10月24日、浅草ビューホテル近くの住吉会中村会事務所に山口組貴広会の組員50人が押しかけました。
その後、浅草ビューホテルの1階の喫茶店「レアール」で住吉会中村会の幹部と山口組貴広会の幹部が話し合いを行いました。
話し合いの最中に住吉会中村会香山組組員の片桐俊(37)と加藤勉(39)が山口組貴広会幹部たちに発砲しました。
これにより山口組貴広会若頭補佐で関東責任者の中村総業組長の中川謙一(41)と川口総業若頭の末吉民男(56)が死亡しました。
川口総業組長の川口京孝ら2人が重軽傷を負いました。
「事件の影響」
実行犯の住吉会中村会香山組組員の片桐俊は無期懲役の判決を受けました。
住吉会中村会から山口組貴広会には慰謝料は支払われませんでした。
山口組貴広会の東京進出に手を焼いていた在京暴力団からは住吉会中村会は称賛されることになりました。
この事件によって山口組貴広会の東京での活動は沈静化していくことになりました。
(参考:ヤクザ抗争史・抗争)
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