仁藤夢乃さんの「女子高生の裏社会」のあまりのズレすぎに激怒!

公開日: : JKリフレ・JKビジネス, NPO, 女性, 少女, 社会

仁藤さんの「女子高生の裏社会」の方は読んでて嫌な気持ちになるくらい現状をわかってないし、まったくその子の身になって考えられていないなと感じました。

 

この本はJKビジネスと言われる、いわゆるJKおさんぽや、JKパンツ小屋、JK撮影会などにいるJKに取材して書かれたものです。

 

ただこの人の主張というか、立場が一貫して「少女を食い物にする大人社会」とか「少女」を狙う裏社会、「風俗や水商売に最終的に落とされる少女」という被害者意識でずっと書かれてるんですね。

 

それは一時期の風俗界でずっと言われていた、「男に食い物にされてる風俗嬢」とか「借金のかたに無理やり働かされてる風俗嬢」、「かわいそうな風俗嬢」的な認識で思考停止してるんですね。

 

この仁藤さんの考えはこれの少女版なんですね!この人は風俗やキャバクラなどに関してもかなりの偏見を持ってるみたいですが、肝心の「少女」に関してもまったく見当違いの認識をしてるわけです。

 

俺は正直ここで出てきてるJKおさんぽの子たちやJKパンツ小屋の子たちともNPOとしてずっと接してきています。

 

この人がぽっと行って取材して書いたみたいな浅い感じではなく!!

 

この人の認識ではスカウトマンは少女を助けているようで裏社会に招きこんでいる大悪人のようですが・・・

 

この著者の言い分ではこの子たちは裏社会に搾取されて働かされているので、なんとか昼の世界に戻すのが正解だ!みたいに思ってるわけです。

 

まるで自分が正義の使者のように。

 

これって風俗嬢を無理やりやめさせてなんとか昼の仕事につかせるが正解だ!みたいな見識と一緒なんですね。

 

というかこの人は風俗や水商売も嫌ってるのでおそらく同じように思ってるんでしょうが。

 

それでは何の解決にもならないし、少女たちを追い詰めてる以外の何者でもないわけですよ。

 

俺のNPOは毎日渋谷や池袋、横浜などにずっといるのでこういう子たちの知り合いやネットワークができてきます。

 

その子たちはみんないろいろな悩みや病気を抱えて病んでいるわけです。

 

これはJKおさんぽだろうが、JKリフレだろうが、JKパンツ小屋だろうが、ブルセラだろうがみんな一緒です。

 

いわゆるメンヘラ女子高生なわけです。

 

一見普通に見えても、中身はメンヘラなんです。

 

その子をなんとか昼に戻そう戻そうとしてもダメなわけです。

 

あとこの人はJKをやたらと「少女」「少女」と強調しますが、正直大人と変わらないです。

 

というか著者の一番の認識違いは彼女たちが「少女」だからやっているのではなく、「精神を病んでいる」からやっているわけです!

 

これは「少女」だろうが「大人」だろうが変わらないわけです!!

 

彼女たちは昼の世界では馴染めないし、疲れてしまっているから、JKパンツ小屋やJKリフレに居心地の良さを感じているんです。

 

これは著者が書くようなスカウトマンの手練手管でもないし、店長の色管理でもないです! そこが一番の著者の無理解です!!

 

彼女たちにとってJKパンツ小屋やJKリフレ、JKおさんぽは昼世界からの避難所でもあるのです。

 

彼女たちがJKパンツ小屋からキャバクラや風俗へ行って働いたとしても、それはスカウトマンの口車に乗せられたわけでも店長に丸め込まれたわけでもないのです。

 

それは彼女たち自らが選び取ったことなんです。

 

もう彼女たちは「大人」なんです。

 

著者はまるでJKパンツ小屋やJKおさんぽがあるから、その後風俗やキャバクラへ進んだように書いていますが、俺はそうではないと思います。

 

俺は仮に彼女たちがJKパンツ小屋やJKおさんぽをやっていなくても、風俗やキャバクラをやったと思います。

 

また俺はそれが悪いことだとは思いません。

 

著者はJKおさんぽやJKパンツ小屋、JK撮影会が裏社会の危ないこととしてセンセーショナルに書いていますが、単に彼女たちが選んだ一つでしかありません。

 

JKおさんぽも、JKパンツ小屋も彼女たちにとっての青春なんです。

 

著者が外部からJKなんだから昼に働いた方がいいとかとやかく言うことではないのです!!

 

著者は女の子たちに入り込んでいるようでいて、外部からの観察者でしかないんです。

 

そんな偏見を持った人が当事者心理を読み解くことは不可能です。




関連記事

no image

警察と反体制派組織

警察は時々の反体制、反権力組織に対して、別の反体制派勢力をぶつけてきた歴史があると思います。

記事を読む

女子中学生にわいせつ行為。兵庫県立北条高校(加西市)教師の宇野浩司を逮捕。(時事通信)

女子中学生にわいせつ行為をしたとして兵庫県立北条高校(加西市)体育教師の宇野浩司41歳を逮捕。

記事を読む

不登校やニートのなおし方という言い方に疑問。

  読売新聞の広告に怪しいNPO法人の広告が載っていました。 &nbs

記事を読む

no image

TKOの木本武宏の5億円の仮想通貨詐欺の黒幕は松浦グループ。

TKOの木本武宏の5億円の仮想通貨詐欺の黒幕は松浦グループでした。   TKO

記事を読む

菅野仁さんの「友だち幻想」がベストセラーに。

菅野仁さんの「友だち幻想」が時を経てベストセラーになっているようです。 https://goo

記事を読む

no image

成田市議会議員の星野慎太郎が小学校高学年の女児にわいせつ行為をしたとして逮捕。複数の児童が被害(千葉日報)

小学校高学年の女児にわいせつな行為をしたとして、千葉県警は7日、強制わいせつの疑いで成田市議会議員の

記事を読む

no image

岡山県から衆院選に出馬する立憲民主党の原田ケンスケが不適切ツイートで炎上。

岡山県から衆院選に出馬する立憲民主党の原田ケンスケが不適切ツイートで炎上していました。 &nb

記事を読む

no image

隣の男子高校生

ラーメン屋で隣の男子高校生の会話。   A「最近ツイッター3日は見てへんわー

記事を読む

no image

統計やエビデンスを信用してはいけない!という記事の素晴らしい反響。

      &nbs

記事を読む

延羽の湯にはこの世の夢と希望が詰まっている。

延羽の湯というスーパー銭湯が最高に素晴らしいです!   温泉もワインの湯や露

記事を読む







  • チャンネル登録はこちら

     

  • 神奈川県で教師をしていました。

    モデルや女優、レースクイーン、アイドルなど芸能界で働く女性、キャバクラや会員制ラウンジ、風俗、AVなど夜の仕事で働く女性、中高生、大学生、保育士、看護師、家出少女、児童養護施設の子どもたち、シングルマザー、ヤンキー、不登校生徒、外国人、帰国子女を中心に女性を幸せにするための国際NGOだいわピュアラブセーフティーネットをやっています。

    7000人以上の女性を幸せにしています。

    国際NGOだいわピュアラブセーフティネットは相談援助活動、心理カウンセリングなど女性のための総合ソーシャルワーク団体です。

    ジャーナリストです。

    24時間365日相談受付中。

    メール=fujio1121@yahoo.co.jp

    ライン=fujio1

    メディア出演・取材協力歴

    NHKスペシャル「女性の貧困」

    NHKクローズアップ現代「子どもはどこへ消えた」

    共同通信「U30のコンパス」

    米TIME誌「女性の貧困について」

    NHKスペシャル「若者失踪3万人」

    講演歴

    日本財団

    全国妊娠SOSネットワークさん

    支援企業

    英投資銀行バークレイズ

  • wpp header='人気記事ランキング' post_type='post,page' limit=50 range='daily' order_by='views' stats_views=0