須川義巳が出会い系サイトで詐欺を行っていたとして懲役7年の実刑判決。
公開日:
:
特殊詐欺
仙台市を拠点に出会い系サイトを運営し、登録者に嘘のメッセージを送って現金をだまし取った罪に問われている特殊詐欺グループの幹部の男に対し、仙台地裁は7月3日、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、特殊詐欺グループの幹部の須川義巳被告(41)=青葉区堤町=です。
判決によりますと、須川被告は2024年5月から6月にかけ、青葉区内のマンションで出会い系サイトを運営し、登録者に対し「7億円が当たった」などと嘘のメッセージを送り、その受け取り手数料などの名目で、複数人から現金あわせておよそ1170万円をだまし取った罪に問われています。
3日の判決公判で、仙台地裁の榊原敬裁判官は 「須川被告は高度に組織化された詐欺組織において管理者的な社員として、打ち子を詐欺組織につなぎ止め、犯行に加担させ続けていた。組織の中で果たした役割は重要で不可欠なものであったといえる」 などとして懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
また、嘘のメッセージを送った打ち子4人の判決公判も開かれ、それぞれ3年4カ月から3年6カ月の実刑判決が言い渡されました。
詐欺グループのリーダー大橋和之被告に対する判決は、8月6日に言い渡される予定です。
(仙台放送)
関連記事
-
-
木村允や森山慎ら5人が競馬予想詐欺で現金を騙し取ろうとしたとして逮捕。被害総額は5000万円。
インターネット上に競馬の当たり馬券の予想を掲載し、「投資してくれれば高配当が得られます」などとウソを
-
-
コインロッカー事業などを手がける「グローリーサービス」の元社員の多田兼司が会社から14億円を横領したとして懲役10年の判決。
14億円以上を会社の口座から着服したとして、業務上横領の罪に問われた男に、懲役10年の判決が言い渡さ
-
-
「松戸PVアフターサービス株式会社」の社員の栗林佑輔と内山翔太の2人が屋根の訪問修理をめぐり、クーリングオフの記載した書面を交付しなかったとして逮捕。
屋根の訪問修理をめぐり、クーリングオフの記載をした書面を交付しなかった疑いで男2人が逮捕された。
-
-
旭琉会沖島一家の山城偉樹被告(54)がインターネットバンキングに不正アクセスして5000万円以上を盗んだとして懲役8年の実刑判決(琉球朝日放送)
インターネットバンキングに不正にアクセスして現金5000万円以上を盗んだ罪に問われている50代の暴力
-
-
和歌山県文化振興財団管理業務課副主査の磯部知宏が4万円を騙し取ったとして逮捕。
和歌山県文化振興財団は28日、県民文化会館(和歌山市小松原通1丁目)の利用者に、人件費を架空請求して
-
-
元山口組系幹部の坂東和範とタクシー運転手の砂川正史郎と佐々木貢が92万円を騙し取ったとして逮捕。
自宅を訪ねてキャッシュカードを持ち去る詐欺事件で、兵庫、京都など4府県警合同捜査本部は27日、住所不
-
-
旭琉会三代目丸良一家組員の山城翔が特殊詐欺事件の送金先口座を用意する役割を担っていたとして逮捕(暴力団ニュース)
沖縄県警サイバー犯罪対策課は19日、指定暴力団・旭琉会傘下組員らがインターネットバンキングに不正アク
-
-
豊島区西池袋のホストクラブ従業員の篠川雄太が大阪府枚方市の70歳の男性から1500万円を騙し取ったとして逮捕(テレビ朝日)
架空の投資話を持ちかけ大阪府枚方市の70歳の男性から現金1500万円をだまし取ったとして、警視庁池袋
-
-
ルフィグループの特殊詐欺のかけ子の菅野和志と下枝才人を逮捕。
フィリピンを拠点とした大規模特殊詐欺に関わったとされ、フィリピンから日本へ移送中の「かけ子」とみられ
-
-
東京女子医科大学元理事長の岩本絹子を背任の容疑で逮捕。
東京女子医科大学元理事長が、新校舎の建設を巡り、建築士に対し不正な報酬を支払わせ、大学に約1億200