1971年の東組VS山口組菅谷組初田組の新世界抗争。
1971年に東組VS山口組菅谷組初田組の新世界抗争が勃発しました。
国際ギャング団のボス菅谷政雄率いる菅谷組は神戸、大阪、和歌山、福井、石川、福島、愛媛、福岡、熊本に進出して組員は1000人を超えていました。
福岡では工藤会との激しい抗争を繰り広げました。
「新世界抗争」
1971年、菅谷組系初田組は大阪の新世界に進出しました。
菅谷組系初田組は新世界で飲み屋を経営していました。
東組はその飲み屋を力づくで奪い、菅谷組を新世界から追い出しにかかりました。
東組は初田組が経営していた飲み屋で暴れるなど嫌がらせを行いました。
菅谷組初田組組員らと東組組員らは新世界の喫茶店で乱闘になりました。
東組組員らは初田組若頭を暴行して足を拳銃で撃ちました。
そして東組組員らは負傷した初田組若頭を東組清勇会事務所に拉致、監禁しました。
東組の川口和秀らは初田組の飲み屋を東組に渡すこと、菅谷組は新世界から出ていくことを迫りました。
初田組若頭は拳銃で撃たれて暴行されて脅迫されながらも、その要求を拒否していましたが、東組の川口和秀に「このまま山に連れていき埋めろ!」と言われて、初田組若頭は東組の要求を飲んで、店を東組に渡して菅谷組は新世界から撤退することを約束しました。
この新世界抗争によって東組の川口和秀は刑務所に服役することになりました。
「抗争の影響」
この後も東組は山口組山健組、極心連合会などとぶつかっていくことになり、山口組の執行部会で「東組を徹底的に叩き潰すべき!」という論調が強まっていきました。
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